摂食障害の長い長いトンネルを抜けて～「痩せたい」と「食べたい」のその先へ～409

確実に前に進んでいると思うこともあったけれど、後戻りしていると思うこともあった。

摂食障害の症状は、一進一退を繰り返していた。

先生に出会ってからというもの、ほんの少しずつではあったけれど、摂食障害の克服に向けて動き出すことが出来るようになっていた。

それと同時に、昨日は出来ていたのに今日は全く出来ない、と思うことも増えていた。

でもそれは、もしかしたら出来ることがあるからこその悩みなのかもしれなかった。

今までは、思い通りにいかないことばかりだったから気が付かなかっただけで、出来ることがあることで逆に出来ないことが余計に気になってしまっただけなのかもしれない。

いずれにしても、摂食障害は順調に良くなる、ということではなかった。良くなったり、悪くなったり、出来たり、出来なかったり、安心したり、不安になったり。

一歩進んでは半歩後退し、半歩進んでは足踏みする、みたいなことを繰り返していた。

今日もありがとうございます。