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いつの時代も変わらない生活「ポンペイ」| art-017

こんにちは!
私は週1で展覧会に足を運んでいます。
今日は、2022年4月3日(日)まで東京国立博物館にて開催されていた、特別展「ポンペイ」の感想まとめです。
この展覧会は現在京都市京セラ美術館にて開催中で、その後宮城県美術館、九州国立博物館と巡回展示されます。

ポンペイって?

ポンペイは、イタリア南部のナポリ近郊にあった古代都市です。
紀元79年、ヴェスヴィオ山の噴火により一瞬にして街ごと火砕流に埋もれ消滅しました。

噴火前のヴェスヴィオ山の様子が残る貴重なフレスコ画

18世紀から発掘が始まったポンペイの遺跡は、ユネスコ世界文化遺産にも登録されており、公共施設や整備されたインフラなど驚くほど高度な文明が発達していたことを現代に伝えています。
この展覧会は、そんなポンペイの当時の暮らしに迫る展覧会です。

私はポンペイ展へのモチベーションを高めるために、この映画を観てから行きました!笑

展覧会とはまったく関係なくてグラディエーターものですが、雰囲気味わえますしちゃんとおもしろかったです!

展覧会サマリ

ー基本データー

展覧会名 
特別展「ポンペイ」
会期   
2022年1月14日(金)~2022年4月3日(日)
開館時間 
9:30~17:00
※3月25日~31日(木),4月3日(日)は~18:00、4月1日(金),2日(土)は~20:00
休館日  
月曜日, 3月22日(火)
※3月21日(月・祝),28日(月)は開館
会場   
東京国立博物館 平成館
各線「上野駅」 徒歩15分
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
観覧料  
一般 2,100円(オンライン販売/当日会場販売)

特設HPより( https://pompeii2022.jp/ )

120点にも及ぶ至宝が展示されていて、しかも撮影OKでした。

ー感想ー


・興味深度 ★★★★
・感動度  ★★★
・影響度  ★★★
・コスパ度 ★★★


①時空を越える感覚を味わえる

多種多様な展示品が本当におもしろいです。
モザイクや壁画などの美術品だけでなく、水差しや炭化したパンなど当時の生活が感じられるものがたくさんあって、ああ本当に人が生活してたんだ、と実感が持てました。
2000年も前のものが、今目の前にあるんだなと思うととても不思議で、タイムスリップしたみたいな気持ちになりました。

「辻音楽師」 辻=十字路のことなので、いわゆるストリートミュージシャンの様子

②文化水準の高さに驚く

2000年も前に、こんなにも美しいものが生み出せたんだということにも驚かされました。
プリミティブさがあまりなく、特に彫刻はこの時代にもう完成し切っているのではと思えるほどです。
非常に洗練されていると感じました。

ふっくらした肌や布がたゆたう感じが美しい
ふんわりした質感が感じられる肌に繊細な装飾が残る

まとめ

2000年前の生活に触れて、今より2000年も前にこんなに豊かな文明があったんだとびっくりするとともに、現代の生活って技術の進歩はあれど意外と当時からそんなに変わってないんだな、とも思いました。

そしてこれまで絵画が好きで彫刻への興味は薄かったのですが、彫刻ももっといろいろ観てみたいと思いました。
総じて、好奇心をくすぐられるおもしろい展覧会でした!

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