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社名の由来と、ロゴデザイン
本日のお題は「#名前の由来」。うむ…。社名の由来について書いてみようと思います。もともとの表記はDESIGN STUDIO ELLEでした。フランス語で「彼女」という意味。1976年創業時、創業社長が某仏誌が好きでつけたと聞いています。が、その後大人の事情で使えなくな…(以下略)
すみません、話が終わってしまったので、ロゴについて書いてみようと思います。。
初代ロゴについて
こちらが初代ロゴです。創業当時から使われていたと思うので、1976年産でしょう。
僕は、地元・長野で就職する際、まずはタウンページで市内のデザイン会社を探したのですが、まっさきに飛び込んできたのがエルの広告。このロゴにビビッときてエルの門をたたきました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1669356076085-eXNZDmIcFb.jpg?width=800)
1995年ごろのエルのロゴ・名刺・封筒の版下。
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デジタルに移行したのが1995年ごろ(予測)。ロゴもデジタル化されました。あらためて当時制作されたロゴのデジタルデータ見ると、無駄のないきれいなアンカーポイント。先輩すごい。
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現在のロゴ(2014年〜)
ELLE表記しなってからはしばらく暫定的に欧文表記を使わずにいましたが、2014年、表記をDESING STUDIO Lにすることにし、ロゴも新しくしようと社内プロジェクトが立ち上がります。僕(当時役員)を含めたアートディレクター4名を中心に、社員全員でブレストを行い、全デザイナーがデザイン案を出し合って社長にプレゼンするという方式でした。
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僕もたくさんつくりました。実際はもっとあります。
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タッチや線の太さについてもいろいろ考えたのですが、遊び半分でカタカナで殴り書きしたアイデアがあって、それがきっかけとなってカリグラフィー風のデザインが生まれました。
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自分のシンボルマーク案は最終的に3つほどに絞り込みました。テーマは「超える」。小文字のエルを図案化、過去のエルのロゴをオマージュしています。勢いのあるラインで、フレッシュさやスピード感を表現しました。送り手と受け手を結ぶ、コミュニケーションの形です。
最終的に、その案が採用となりました。
ちなみに、僕はなるべくデザイン過程を残しておくのでボツ案消さずに残しているのですが、形跡をみると、このデザインの原型はほぼ一発で作りました。不思議なものです。
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最終的には、プロジェクトメンバー全員でコピーライティング、タイポグラフィ、ガイドライン、Webサイト、名刺・封筒といったアウトプットを仕上げていきました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1665011581848-C8wksv4xx9.png?width=800)
新しいロゴに込めた想いは、
あたまをやわらかく、
ここちよいカタチをつくり、
人と人とをつないでいく。
超えるをつくる。
五感を研ぎ澄ませ、柔軟に変化しながらしなやかさと軽やかさを持ってデザインと向き合い、期待を超えるものづくりを実現していく。そんな会社になることを望んで。
終わりに
ロゴを作ってから早8年。当時決めたコンセプトは、エルメンバーの中に浸透し、醸成されてきていると感じています。普段の仕事はもちろん、今年6月にサイトリニューアルした際にも、みんなの中から湧き出てくる姿勢やアイデアに、それを感じ取ることができました。
自社に愛着を持って、クライアントやユーザーのためにデザインする姿勢を持ち続けてくれたら嬉しいな、と思っています。またそういった姿勢が、ロゴを通じて、関わる皆さんにも届いてくれたらこのうえない喜びです。
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