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七戸健太郎
2019年8月14日 13:09
ついてない日だった。電車の遅延で仕事に遅刻。ランチでは注文を間違えられ、自動販売機で買った缶コーヒーは冷えてなかった。仕事帰り、いつものBARは臨時休業。缶ビールを買う。まてよ。案の定、ビールはふきこぼれた。ただ、泡の中かから絶世の美女が。やはりついてない。俺は美人が苦手なのだ。 #140字小説 #掌編小説 #超短編小説 #仕事 #ついてない日
2019年8月12日 07:14
「明日ですか?」「はい、明日の22時38分です。」「こっちにも都合があるんですけど。」「急死の場合、皆さんそうおっしゃいます。」「なんとかなりませんか?」「申し訳ありません。決まったことなので。」「。。。」「また、明日。」次の日、僕はいつものように仕事をこなし、22時38分、、、 #140字小説 #超短編小説 #掌編小説 #死 #死神 #仕事
2019年8月11日 08:24
誰にでもできる仕事に興味はなかった。自分にしかできないこと。自分だからできることを仕事にしたいと思った。小さなころから人が嫌がることに積極的に取り組んだ。掃除、洗濯、家の手伝いもした。自分のすることで、人に喜んでもらえることがうれしかった。そして大人になって僕は、殺し屋になった。 #140字小説 #掌編小説 #超短編小説 #仕事