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善悪は絶対なのか?子どもと絵本を読んで感じたこと

我が家では夜眠る前、絵本の読み聞かせをするのが日課になっています。
フィリピンへ送る荷物は最小限にしたため、家に絵本はほとんどなく基本は絵本アプリで読んでいます。

大体3冊くらい、沢山の絵本の中から子どもたちが読みたいものを選ぶのですが、昨日は読みながらなんだか心がモヤモヤ・・・。

その絵本はわるいことをするとじごくへいく話。
うそをついたら舌をぬかれて、わるぐちをいったらはりやまじごく。


子どもたちは、やだぁー!と楽しみながら見ているのですが、読み進めるにつれて私のモヤモヤは膨らむばかり。



わるいってそういうこと?



クリスマスシーズンになるとよく聞く、「いい子にはサンタクロースがくるよ」という言葉もとても苦手です。


いいこと、わるいことって何だろう。


たぶんそれは社会的な基準で決まっている概念で、私自身も当たり前のように受け入れてきたことだけど、その概念が絶対じゃないってことを知っているか知らないかでは見える世界も違うんじゃないかな。

そんなことをふと考えてしまいました。


絵本というエンタメとしては面白いし、この社会で生きていくのであれば、必要な知識だとも思います。
ただ思うのは、そっちがあるなら反対側もほしい。
うそつきがわるいなら、わるぐちがわるいなら、そうじゃない場合もあるって絵本もあるといいなぁ。

まっさらな子ども心だからこそ、言葉のひとつひとつの意味や概念を丁寧に伝えていきたいです。

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