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ニートになって8ヶ月経つけど、どんな生活か気になる?

わたしは現在、会社に属して働くということをしていません。

最後に会社の一員として働いたのは、今年に入って1ヶ月経たない時期のこと。

なにかが嫌だったのかと聞かれると、たくさん理由はあるようで、答えはひとつだったのかもしれない。

これまでも何度も職場を変えてきた。
はじめは一所懸命にやっていた仕事や、表面上はうまくいっていた人間関係が崩れる瞬間を、わたしは知っている。

最後の職場は、人間関係に問題があるわけでも、会社に問題はあるわけでもなかった。
それでもいままでに積み重なってきた”社会への不信感”や、”組織への先入観”も手伝って、わたしは会社に属して働くという道を手放した。いや、手放さざるを得ない状態にまで、心が弱ってしまったんだ。
それまでなんとかつながっていた細い細い糸が、プッツリと切れる感覚。
会社のちょっとした対応が、会社への不信感をむくむくと育て上げ、そんな場所に属していること自体に体が拒否反応を起こしたのだ。
この感覚も、わたしはもう何度も経験している。

「いい場所に巡り会えていないだけ」
そう言ってくれる人もいるけれど、いよいよ自分が組織や会社という輪の中に入ることが向いていない人間なのかと思い始める。
今後の将来を考えたときに、”やりたいこと”の前に、”やりたくないこと”を並べてみたら、すべて共通して、”組織に属することでの窮屈感を味わうこと”のようだった。
ならば一度離れてみて、自分のチカラだけでどれだけできるか挑戦してみよう!と決意をしたのが2022年1月。

それからのわたしの毎日はというと…。
結論からいうと、まだまだフリーランスとして生活していける軸は全然できていない。
いろんなことに挑戦してみたけど、せいぜい月2万円くらいの稼ぎだった。
自分の強みやオリジナリティも、イマイチはっきりと言えずにいる。
夏前にはメンタルクリニックの門を叩き、長年のうつ病の存在を認識し、服薬治療をはじめた影響で、フリーランスの挑戦もなにもかも一旦ストップしてしまった。
結局薬をやめて、習慣を見直し、すこしずつだけど復調の兆しが見えている。
でもここからどう病気と向き合っていくのか、生活の軸はどうするのか、考え始めると不安で手が止まってしまうし、夜だって眠れない。
目の前のできることからすこしずつチャレンジしていこうと、言葉では理解ができても、その具体的手段を考えて決めたり、実行する体力がわたしには無い。
そんな自分にも嫌気が差すときもある。というかほとんどの時間うんざりしている。
今後はそんな自分とどう向き合うことが正しいのかを知っていきたいし、実行していきたい。

ずっとずっと暗いテンションで物事を考えていると、無意識のうちに後ろ向きな結論に辿り着いたり、負の感情に囚われたりしてしまうことに最近気がついた。
理想と現実のギャップを埋めるその方法は、現時点でわからないにしても、理想を思い描くことで心が穏やかになる瞬間は必ずある。
まずは自分の理想をできるだけ具体的に想像して、それに向けての一歩目になにをすればいいのか、どんなことならできそうかを考えて行動していきたいと思う。

フリーランスを目指してニート期間をはじめたら、うつ病の治療がはじまるという、まったくの想定外のことが起こった。
この約8ヶ月間で将来に希望を持ち、そして絶望し、自分の闇を知った。
一方で自分を表す単語にもたくさん出会えた。得体の知れない不調や違和感の正体を知ることができたのはプラスの出来事といって間違いないだろう。
この期間経験したことも忘れないように記録することくらいしか、いまのわたしにできることはないから必死に書くしかない。

誰かの目に止まり、共感でも、理解でも、助けになれればそれ以上に嬉しいことはない。同情でも、批判でも、すこしでもその人の心が動くきっかけになれば、書いてよかったとわたしは思える。

#私の仕事

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