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子どもを「いい脳」に育てよう!③脳育てポイント夜ふかし&朝ねぼうは厳禁

夜更かしや朝寝坊は厳禁

現代社会においては、親も仕事が不規則で、
夜更かしや朝寝坊もついついしてしまいがちですよね。

そんな生活リズムだと、夜になると、
なぜか元気になってくる子どもいますよね。

気が付く午前様まで起きていて、
その分、朝起きるのがのんびりになって、
ママもその方が楽だからと、
ついつい寝かせたままにして、子育てあるあるですよね。

しかし、脳育て的にはNG行動なんだそうです。

絶対に寝ていてほしい時間帯

大人でも同じなのですが、
特に睡眠ホルモンのメラトニンの
分泌加速時間にあたる
夜の10時から翌2時の間は、
絶対に寝ていてほしい時間帯です。

メラトニンは上質な眠りを作りだし、
睡眠中の脳を知識向上に換え、
成長ホルモンの分泌を促します。
特に子どもは
この時間に寝ていないと、身長も伸びません。

メラトニンは、時期にもよりますが、
朝日を浴びてから
13~15時間ほど経つと分泌され始めます。
このため、夜の9時前後になると
子どもたちは自然に眠くなるはずなのです。

しかし、ここでスマホやゲームをしたりして
視神経を無駄に刺激してしまうと、
夜中まで興奮状態が続くことになってしまいます。

大人でも、寝る前のスマホは良くないといいますよね。

22時を過ぎると興奮は加速し、
23時を過ぎるとがぜん元気になるのは、
“寝るチャンスを逸した”ということなのです。

早起きは、目の網膜が朝日を感知すると、
セロトニンというホルモンが分泌されて脳が一気に活性化します。

セロトニンは、穏やかで満ち足りた気持ちを
作ってくれるホルモン。
イライラしたり怒りっぽくなることもなく、
1日中しみじみとした感動や好奇心を感じやすくなるんです

子どもにとっては感動や好奇心を感じることは
大切なことです(大人も一緒です)

早起きは、キレにくいおだやかな子を
育てる重要なポイントだということです。

知識や知恵として脳に定着

人間という動物は、
インパクトの強い感動よりも、
「なるほどなぁ」といった穏やかで
しみじみとした感動を得たほうが、
夜の睡眠で知識や知恵として
脳に定着しやすいのだそうです。

脳の中の知識工場をしっかり稼働させるための「早寝」、
子どもの感動力をアップするための「早起き」。

英語のことわざでも
【早寝早起きは、人を健康に、裕福に、賢くする】

“Early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy and wise. “

18世アメリカ合衆国で建国の父の一人として
称えられるベンジャミン・フランクリンが
よく好んで使っていた言葉です。

「早起きは三文の徳」

朝早く起きれば、
少しではあるが何かしらの利益がある

「早寝早起き」は昔から言われていることです。

育児のルールとしても、
科学的な裏付けがあったのですね。

東京都医師会さんが良いものを作っておられます。

「そうだ、やっぱり 早起き・早寝!」

https://www.tokyo.med.or.jp/old_inf/hayaoki.pdf

脳の中身は直接見ることはできません。
だからこそ、仕組みを理解することにより、
幼少期の脳を将来の為にシッカリと作ってあげるのは親の仕事です。

親は、それを理解して、
子どもの可能性をうまく引き出してあげて
あげれば脳番地の成長バランスも整います。

しかし、
これを理解しているのと
していないのでは雲泥の差。
だから親やはり勉強しないといけないのです。


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