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学校でいじめを作り出すのは先生です。

こんなタイトルにすると、
真面目な先生には
怒られそうですが、

学校組織は、
今も昔ながらの、
超縦型世界です。

ここに問題点があります。

2013年大津市の事件をきっかけに、

「いじめ防止対策推進法」
が施行されました。

※大津市中2いじめ自殺事件
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

ところが、
依然として学校現場では
いじめの隠蔽あたりまえ
のように行われている。

なぜ教員たちはいじめの存在を
隠そうとするのか不思議です。


旭川の中学生のいじめ問題。


山形県酒田市いじめによる飛び降り自殺


昨年11月、
東京都町田市の小学校で、
小6の女の子が
いじめを苦に自殺

この学校はICT推進校で、
全国に先駆けて
「一人一台端末」を配り、
校長はその旗振り役
として超有名だったかたです。

しかし、
いじめの背景に
端末の存在が
あったにもかかわらず、

校長は
「いじめは解決していた」
と事実を否認。

保護者たちは
その態度に憤るようになる。

臨時保護者会で校長は

「いじめで亡くなったという“間違った噂”が流れている」

と話した。

そしてこの校長は
3月末に定年退職し、

この4月より教育長を務めている。

校長が教育長に栄転したように、

学校はいじめを隠蔽した人が
評価される組織なのでしょうか? 

実はそうゆう組織なんです。

校長というのは、
絶対的な権力を持って
学校に君臨しています。

もちろん、
その校長にも屈しない
気骨のあるまじめ教員はいる。

しかしながら
残念ですがそういう先生は
昇進しないという現実。

現在の評価制度のなかで
昇進するのは、

校長にこびて、
言われるままにいじめを
隠蔽してしまうような
教師ばかりが現実です。


学校いじめ防止基本方針には
2つの柱があります。

いじめの予防のために
いじめが起きにくい
環境をつくること

いじめは起こるという前提で
構造問題を乗り越えた
実効性のある対策を行い、
いじめで子どもが
死ぬことをゼロにする。

ところが、
この法律の良くないところは、

何か起こった時に、
本当の意味の
「第三者委員会」が
立ち上がらない。

教育委員会が既存の
「常設委員会」を用いたり、

教育委員会が
第三者委員会を立ち上げて
調査を行う。

おかしいんです。

責任が追及される調査を
当事者にやらせれば、

真実を隠すに決まっています。

そして、教員の低レベル

旭川の時も教員から出た言葉

「いたずらが行き過ぎただけで悪意はなかった」
「加害者にも未来があるんです」

裏を返せば、
教員の未来がかかっているからです。

いじめに対して、

公に認めてしまえば、

当然、指導力不足のレッテルを貼られ、

更に今の時代、
いろんなところから集中砲火を浴びて、
人生を棒に振らないといけないのです。

ただ、

いいたいこともわかります。

担任の先生としては、

加害者も被害者も自分の生徒です。

そして、自分の将来もあります。

だからと言って、

自殺者が出るようないじめを、
隠蔽するのが良い事か?

子どもの事件だからとはいえ、

やはり加害者にも、
罪の意識は持たせないといけないし、

しっかりとした判断は必要です。

個人的には、

いじめによる自殺は、

やはり警察の介入が必要な
殺人事件として扱ってほしい。

しかし、

被害者にも加害者にも
ならないようにするためには、

しっかりとした、
幼児期の正しい教育が
必要だということです。


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