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親は絶対知っておくべき!6歳までの子供の脳と心⑮「いい子症候群」
「いい子症候群」
教育評論家の通称尾木ママこと
尾木直樹さんが提唱し、
話題になった呼び名です。
まあ、子どもというのは、
親の思う通りには動いてくれません。
しかし、
うちの子は天才かと思うほど、
親の喜ぶような
態度や発言をしてくれます。
ただ、それが行き過ぎると、
将来、自分の意志で
行動できなくなったり、
仕事や結婚でも色々と
トラブルを引き起こす、
「いい子症候群」
になってしまう危険性もあります。
なかなか、
「いい子」と「いい子症候群」の違いは、
意識的に行動を観察しないと、
微妙に判断が難しいと思います。
しかし、このことを知っておかないと、
判断も難しく、本当に将来が・・・・・
「いい子」とは、
「○○しようね」と言われて従うところまで。
だいたい2~3歳くらいまでです。
「いい子症候群」とは、
親を喜ばせる行動を予測して、
その通りに行動する子です。
こうしないと、
親に愛してもらえない、
○○出来ない自分には価値がない
判断基準が親の意向か自分の意志なのかわからない
こんな風に感じ始めたら要注意。
子どもが他人と自分が別の存在と感じ始めるのが、
2~3歳といわれています。
自我が芽生えるこの時期に、
自分自身の感情を抑えたまま成長してしまうのは、
将来、色々な弊害で苦しむ恐れがあるということで、
「いい子症候群」を
心配されるようになりました。
昔は、このようなことが分かりませんでした。
ただ、いい子であれば、
誰にも迷惑かけるわけでもないし、
いいんじゃないと
思う人もおられると思います。
周りの人に対して、
いい子でも、
本人の中では、
次第に精神的なひずみが生まれてきます。
この「ひずみ」については、
また明日お話しします。
いかに幼児期の言葉が
大事か分かっていただけたでしょうか?
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