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天皇になるかも?しれない愛子さまを天皇家はどう育ててきたか

昨年12月に20歳を迎え成年となった愛子さまが、
今年3月17日に初めての記者会見を行われました。

【ノーカット】「精いっぱい務めたい」 愛子さま、成年迎え初の記者会見

全部を観てない方は是非見ていただきたい。

ご会見の映像で見た人は、
人それぞれ印象は違うでしょうが、
それぞれ深い印象を受けたのではないでしょうか。

個人的には、ご誠実さとユーモア、
穏やかで優美な雰囲気
(これは親譲りであり、親の素晴らしい愛情の結果でしょう)
これぞ皇室直系と感じました。

ビツクリするほどの心の強さと
謙虚さを兼ね備え、
苦しみを成長の糧へと転化できる
素晴らしいパワーを持っておられますよね。

小学生・中学生のころ
不登校と騒がれていた時期もありました。
そんな子どもの時のイメージが強いので、
余計に輝いて見えたのかもしれません。

天皇家の子どもという立場は、
親が医者だから医者になれといわれる
プレッシャーとは比べ物にならない
プレッシャーだと思います。

その“輝き”の源泉は、
ご両親のあふれるような愛情ではないでしょうか。

天皇陛下は2005年(平成17年)の記者会見で
愛子さまの養育方針について質問され、

『どのような立場に将来なるにせよ、1人の人間として立派に育ってほしいと願っております』

と答えられました。

当時は、小泉政権により女性天皇実現を
目指した皇室典範改正が議論されていた時期です。

たしかに「どのような立場に将来なるにせよ」というのは、
現行典範の規定とは「違う“立場”になられる」可能性を
考慮しておられなければ出てこない表現だったのではないでしょうか。

「女性天皇」という選択肢に対し、
令和3年(2021年)4月に共同通信が実施した世論調査では、
賛成が87%、反対が12%という数字でした。

国民の民意を全く無視する
今の政治家さんたちのおかげで、
将来をいつまでも宙ぶらりんなまま放置する
残酷な国会にはちょっと腹が立ちます。

天皇陛下は平成17年のご会見で、
アメリカの家庭教育学者の
ドロシー・ロー・ノルトの「子ども」という詩を紹介されています。

その上で、

「家庭というコミュニティーの最小の単位の中にあって、このようなことを自然に学んでいけると良いと思っております」

ともおっしゃっていました。

ご両親のあふれるような愛情ではないでしょうか。

「可愛いがられ 抱きしめられた 子どもは 世界中の愛情を 感じとることを おぼえる」。

まさにそのようにして、育てられ、
成長された愛子さまのお姿が、
あのご会見で国民の前に示されたのでしょう。

ドロシー・ロー・ノルトさん、
著書『子どもが育つ魔法の言葉』(1998年刊・アメリカ)は、
22ヵ国語に翻訳され、
世界中で多くの共感を呼び、ミリオンセラー。

詩「子は親の鏡」は37ヵ国語に翻訳されて
多くの本が出版されています。

日本でも累計270万部を超える
ベストセラーとなった子育てバイブルです。

親は、子どもにとって、
人生で最初に出会う、
最も影響力のある「手本」ということを、
分かりやすくシンプルな言葉で綴られています。

子どもが育つ魔法の言葉

電子書籍

赤ちゃん期を過ぎたすべての親におススメの本です。

『子は親の鏡』の中身は素晴らしい詩と内容です。

本当はここに書きたいのですが、
著作権に抵触する恐れがあるので、
是非読んでみてください。
最近は、電子書籍もあり安価に手に入れることができます。

この本のレビューの中に

「この通りに子育てが出来れば、素晴らしいけど無理!理想と現実はちが~う。でも、この本に書かれていることが頭の片隅にあるのと、ないのとでは違ってくると思う。」

というのがありました。

まさにその通りです。

本の通りに、
まったく同じようにする必要はありませんし、
出来るわけがありません。
しかし、これを理解しているのと
していないのでは雲泥の差。
だから親やはり勉強しないといけないのです。


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