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子供を伸ばすポイント

数日前に、


という話を書きました。

そして、最後に、

今の学校の制度では、
行きたい大学ではなく、
学力にあった大学選択です。
その為にも、多くの選択肢を
持てる学力があった方が良いのです。

ということを、

最後の締めにしました。

ちょっと付け加えを

書きたいと思います。


現代社会では

「学力主義」ではないといいつつも、

やはり「学力主義」があります。

学歴主義ではありませんよ。

学力が高いと進路選択がしやすくなり、
社会的な成功につながる

という研究結果もあるようです。

満更、嘘ではないのです。

また、

学力の高さが自己肯定感や
健康にもつながる

というデータもあります。

ここで、この言葉だけを
鵜呑みにするのではなく、

なぜかと考えてほしいのです。

単純に言えば、
考える力があるから、

勉強のことも健康のことも、
真剣に考え学ぶからです。

学力が高い

当然ですが、勉強したから、
学力が高いのです。

では、なぜ勉強をしたのか?

東大生174人の小学生時代という
アンケートがある雑誌で特集されていました。

その中で東大生が

小学生時代に親からかけられていた言葉

「何でも好きなことをやっていいよ」

「勉強は好きなときにしなさい」

「自分の人生なんだから自分で決めていい。サポートするから」

やはり「勉強しなさい」とは、
一言も言われていないのです。

でも、彼らは勉強して東大に行ったのです。

別に裏口入学ではなく、

正々堂々と学力高くする勉強をしたからです。

「何でも好きなことをやっていいよ」

勉強以外のことに夢中になったら
成績が落ちるんじゃないかと
思うかもしれませんが、

子どもの幅広い趣味活動が
学業成績に良い影響を与える

ことも研究で明らかになっています。

しかし、
現代社会ではゲームは別物です

デジタル機器の使いようによっては、
子供の脳の成長を
促すきっかけにもなる
という、

研究結果があるのも事実です。

子どもは脳のネットワークが
柔軟に変化する時期だからです。

ただ、ゲームやネットの依存症
なってしまう可能性も大いにあります。

勉強以外にも何か夢中になることがあれば、

学力も伸びることも研究で分かっています。

最終的には、

本人が努力した結果が実を結ぶのですが、

興味を持ったことに
自発的にチャレンジしたり、

自分からどんどん調べて
突き詰めていったりする経験が、

勉強にも応用できるからなのでしょう。

わからないことがあったとき

出来る子⇒調べて解決する

出来ない子⇒スルーする

この差は、全て親です。

子供が好奇心を持てるように、
親が環境をつくることが超重要なんです。

人間の脳には

「ミラーニューロンシステム」

と呼ばれる機能があります。

ほかの人の動作を目にしたときに、
その情報がミラーニューロンシステムに送られると、

少し時間を置いた後でも
ちゃんと記憶していて、模倣できます。

子どもは模倣で育つので、

親が夢中になっていることを
自分もやりたいと
自然に思うようになります。

親が、常にスマホ触り続けていれば、

同じようになります。

逆に、図鑑や百科事典、
歴史などの学習マンガ等をそろえておき、

親が常に本を読む習慣があれば、

子どもは字が読めなくても、

本を見る習慣がつきます。

その中で、
子どもが興味を持ったものに対しては、

リアルな体験をさせる。

すると、脳に刺激が強く入って、
知的好奇心が喚起されます。

ますます、
色々なことを知りたがります。

「学力主義」

結局は専門バカではなく、

幅広い知識と経験が、

高い学力を生みだすのです。

「自分の人生なんだから自分で決めていい。サポートするから」

このためには、親という
バックアップが必要です。

しかし、
これはいつも言っている、

幼児期の教育ですべて決まります。

いざ、中学や高校で勉強できないから、

塾に行きなさいというのでは

はっきり言って手遅れてです。

何事も自主的に子どもが行ってくれれば、

勉強も勝手にやってくれます。

そのためには親がマインド改革することです。


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