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子どもを「いい脳」に育てよう!⑧脳育てポイント 親のある行動が子どもの好奇心を奪う

3歳までの子どもは、
無限大に知識を吸収します。

しかしながら、
なんでも良いかといえば、

ちょっと違います。

親のある行動が子どもの好奇心を奪う

3歳までに、脳は80%出来るのですが、
3歳ではまだまだ脳が完成していないわけです。

受け皿になる脳ができていないところに、
無理やり詰め込んでも、さすがに吸収しません。

脳が欲しがったときに出会う

脳は、発達の段階で脳が欲しがったときに出会う、
というのが一番影響が強いのです。

たとえば、ボタンを外すという行為は、
3次元の認知なので、
脳にとってはとても壮大で印象的な場面の体験です。

それを発達段階よりも前に先回りして、
わざわざ、ボタンを外させるような
練習、訓練をさせてはいけないのです。

脳が欲しがったタイミング

脳の発達段階で、
ちょうど3次元認知が取りそろった頃に、
子どもがお母さんのボタンを見て、
外してみて、実際に外れたときの
「あっ!! できた!!」
という驚きと感動が大事なことなのです。

脳の発達の段階で脳が欲しがったタイミングで
出会うことが大切なのです。

脳の発達段階から言えば(当然個人差はあります)
手先を使うという行動は、
1歳7ヶ月ごろからです。

このころからは、積み木遊びでも、
ただ単に積み上げる事から、
はめ込んだりする事に興味を持ち始めます。

親はこのタイミングを見逃さずに、
まずは親がボタンを外すところを見せてあげて、
興味を持てば、やらせてあげることです。

行動が子どもの好奇心を刺激した時が、一番影響が強いのです。

逆に言えば、1歳になったのだから
ボタン外しを練習させたところで、
興味がないので脳も反応しません。

おもちゃは、本人が欲しがるものや
脳の発育に合わせたものを与えるのがベストです。

ただ、月齢に応じたおもちゃを与えることは、
決して悪いことではありませんが、
強制はしないこと。
ここで強制すれば「教育虐待」のまず一歩になってしまいます。

赤ちゃんの脳は毎日フル回転して
外界の情報を知識に変えています。

発達段階よりも前に先回りして、
やらせようとすれば脳はパニックになります。

赤ちゃんがしていることを、
大人のペースに巻き込まずに
そっと見守ってあげることが大事なのです。

紙をビリビリ破ったり、
靴下で楽しそうに遊んでいるのをやめさせて、
知育玩具を持たせたりなんてことは

「教育虐待」の始まりです。

ペットボトルを何度も倒すというのであれば、
倒させてあげましょう。
すると、やがて地球の重力や原理がわかります🤣
そういう原体験を抜きにして、
記号論的な幼児教育しないことです。

3歳までは、脳が外界を感じ、
自分を認知していく大事な時期です。

母親の肌のやわらかさや温かさを感じ、
家のにおいに安心し、
季節ごとにかわる風や陽射し、
土のにおい、雨のにおいなど。

赤ちゃんを包み込むすべてのことが、
赤ちゃんにとっては新鮮な知識です。

詰め込まないこと、自然であること。
先へ先へと親が先まわりしないこと。

ただし、好奇心を持てば、
ドンドンと親も協力してあげましょう。

我が家の孫2号は3歳になったばかりです。
脳は側頭葉が成長する時期で、
数、文字、ことばを覚えようとする能力が
一番発達する時期です。

3歳前に数字興味を持ったようで、
親がまずは10迄教えたところ、
あっという間に30まで数えれるようにったそうです。


ジジババに聞かせてあげてということで、
先日、聞かせてもらいました。
するとなんとなんと・・・50迄数えていました。

親は教えていないらしいのです。
30迄数えることができれば、
確かにパターンは一緒ですから、
子どもは大人が思っている以上に脳はフル回転しています。

脳の中身は直接見ることはできません。
だからこそ、仕組みを理解することにより、
幼少期の脳を将来の為に
シッカリと作ってあげるのは親の仕事です。

親は、それを理解して、
子どもの可能性をうまく引き出してあげて
あげれば脳番地の成長バランスも整います。

しかし、これを理解しているのと
していないのでは雲泥の差。
だから親やはり勉強しないといけないのです。


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