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親は絶対知っておくべき!6歳までの子供の脳と心⑯「いい子症候群」その2

「いい子症候群」とは、

親を喜ばせる行動を予測して、
その通りに行動する子です。

子どもが他人と自分が
別の存在と感じ始めるのが、
2~3歳といわれています。

本人の中では、
次第に精神的なひずみが生まれてきます。

「いい子症候群」の「ひずみ」とは、

精神的葛藤に苦しむ

中学校、高校と成長するにつれ、
人の顔色を伺って行動
してばかりの自分自身に対し、

「自分は演技している」

「嘘をついている」

「これは本当の自分じゃないのに」

と常にモヤモヤし、

ストレスを抱えて日々生きる子もいます。

ただ、こういうことは、
なかなか人にも相談できないし、

ましてや、親との関係上、
親に相談はあり得ません。

悩みすぎて自殺する子も多い。

そこでよく出てくる言葉は、

「なんであの子が・・・」

内面まで見えていないので、
こんな言葉になってしまいます

非行に走る子も、

結局、嫌な自分を
受け入れてくれる仲間に
引かれていくわけです。

内心イヤなことも断れない

親や先生が強い決定権を
持っている幼少期を過ぎ、

中学生や高校生になると、

「いい子症候群」の子は

クラスや部活で
強い立場の子に逆らえず、
言いなりになってしまいます。

イタズラや万引き・いじめなど、

心の中では、
本当はやりたくない事です。

相手に嫌われたくないばかりに
断り切れず加担させられる
可能性も出てきます。

ため込みすぎた反動が出る

本来、

人間は自分の意志で
行動するものです。

それが幼いころからの
長年の習慣で

常に本音を
言えなくなってしまうと、

不満や疑問をため込みすぎて、

その反動が出て
しまうことがあります。

突然キレる

心を病む

親の見ていないところで
悪いことをする

表れ方は色々ですが、

どれもため込んだ末に
起こることです。

「厳しすぎるルール」

「会話や笑いがない」

「過干渉」

このような幼少期を過ごすと、

見た目はいい子の「いい子症候群」

心の中は「ひずみ」だらけ。

こどもは子どもらしく、
のびのびと育てるのが一番です。


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