見出し画像

小中学校教員の本当の姿が見えましたね。

教員の過酷な労働実態はよく言われますが、
文部科学省の「教員勤務実態調査」等では、
所詮、本音ではなく、当たり障りのない回答で
意味のないものと言うのが良く分かります。

名古屋大学が、調査したものですが、
「教師の仕事は魅力がある」
「仕事にやりがいを感じる」と答えた一方、
「この2年ほどの間に教師を辞めたいと思ったことがある」
これが本音でしようね。

「平日1日あたりに休憩時間は実際に約何分とれたか」
と尋ねたところ、
小学校教員は0分(51.2%)が最も多く、
平均9.4分だった。
中学校教員も0分(47.3%)が最も多く、
平均14.6分だった。

超ブラック企業です。今時、
どんな中小、零細企業でもここまでひどくはない。

ヤフーのコメントを色々と読んでいると

「小学校なら学年にもよるが1日6時間授業があり、ほとんど担任が授業する。教科担任制の導入と言っても、基本入れ替えで、教員の増員はごくわずか。教師はとにかく「空き時間」がほしい。空き時間でも休憩はできないが、事務仕事をしたり、授業準備をしたりできる。
教員の1日担当時間の上限を決め、それをもとに教員数を算出してほしい。教員数増加で人件費は相当かさむが、他の先進国と比較すれば大したことない。とにかく金かけずに上手くできる事なんてない。」

このかたは、多分現役の教師の方なのでしょうが、本音でしょうね。

ただ、個人的に思うのが、
この考え方が日本の教育システムにどっぷりとつかって、
井の中の蛙状態なのでしょう。

大学を出て、社会経験もなく、
社会人になった先生の姿ではないでしょうか?

今考えなくてはいけないのは、
日本の教育システムです。
教員の数を増やせば解決する問題ではないのです。

現代の日本の教育システムとは、
授業についていけない子どもを作ることです。

主役は、子どもたちです。

高校生の7割が授業についていって
いないという実態があります。
先生が悪いのではないのです。
システム上そうなるのです。

教育に関して言えば、世界的に最低レベル。
高校生の7割、中学生の5割、小学生の3割が
授業についていけないのに、
年齢でみんな進級していくシステム。

3割しかまともな子はいないわけです。

ところが、大学進学率は54.4%ということは、
いわゆるFラン大といわれる、
勉強できなくても入れる大学が半数は存在するということです。

単純計算ですが、1学年の人数で計算すると、

一般的に難関大学(勉強しないと合格できない)といわれる、

東大・京大・旧帝大(0.57%)
早慶上智以(4.0%)
MARCH、関関同立、準難関国公立大学(11.2%)
地方国公立大学(13.8%)、
合計すると29.57%。

高校生で勉強できていた子の数と、
笑ってしまうほどピッタリの数字です。
これが75年続いているGHQの日本を強くさせないための教育を
何一つ改革せずやり続けている
日本の教育の現状と言うことを理解してほしいです。

教師は社会経験がたりないとか、
民間ならとっくに潰れているとか上から言ってくるコメントを見るたびに、土俵が違うのに民間と比べるなよと思う。

この発言も、同じくです。
政治家の発言と同じです。

一般企業では、1円でも領収書は必要なのに、政治家はいらない。おかしいと思っていても、政治家の為の法律を作る政治家たちと同じです。



この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?