[第87回目]幸せな仕事とは
おはようございます。Shoです。
転職してここ1ヶ月半夢中で仕事をしていたので立ち止まることがありませんでした。なのでここで立ち止まって考えてみようと思います。
僕は今西表島でツアーガイドの仕事をしているのですが、まだ見習いなので先輩についていき学習する作業を繰り返しています。
早いときは朝7時から準備して夕方6時くらいに終わり、遅いときには夜の9時まで仕事は続きます。
ここで仕事時間が多いと感じるか、少ないと感じるかで分かれるところでしょう。ちなみに給料は日給で8000円です。夜9時までやれば10000円ですけど。これは少ないと感じますか?多いと感じますか?
僕は多いと感じています。ありがたいと感じています。コロナの中、仕事があることにまず感謝。離島で生活できる環境があることに感謝。食事が美味しく健康的な生活ができることに感謝。
僕は旅が好きですが、もっとじっくりとその地域を知りたいと常々思っていました。でもそれには時間もお金も必要です。それが実現できるツアーガイドは最適な仕事でした。
ツアーガイドの仕事ができ、更に貯金ができるだけのお金もいただけるのは感謝でしかありません。
とそんなブラック企業精採用担当みたいなことを言っていますが、結構充実しているのは本当です。
まず前提として知ってもらいたいのが、仕事は日給制なので働きたくなければ働かなくていいです。なので生活費が月に6万必要なら(※離島ではこれくらいで生活できます)月に8日働けば生活できるわけです。なので強制的に仕事をするわけではありません。
仕事量の裁量権は自分にあります。会社に所属しながら独立しているような感覚ですね。
ただし、僕の場合何回かは無給で働きます。それはガイドという仕事は学ぶことが多く、終わりがありません。だからこそ先輩ガイドについていき、お手伝いをすることでスキルを盗みます。
つまり朝7時から準備をし、夕方6時まで働き、お金はもらえない。そんな仕事なわけです。お金のために働いていた場合や、好きでもない仕事ならできない仕事なのは間違いありません。一日終わる頃にはヘトヘトになりますしね。
ですが僕にとっては充実感があります。もちろん無給の仕事はずっとできませんが、逆に先輩ガイドについていける機会は独立したらもうありません。今しか盗めないものがたくさんあります。
それに僕は学んでいるときが一番好きで、自分の興味のあることを追求しているときが一番幸せです。だからこそ仕事が長かろうが、給料が少なかろうが楽しい、、というより充実している、満足できているのだと思います。
※最低限の生活ができた上でです(超大事)
ふと前職のことを思い出すときがあります。旅行のためのお金を稼ぐために嫌いな上司の嫌味に愛想笑いを返し、学んでいる感じのしない仕事をし、時間が早く過ぎるのを願う毎日でした。
その生活で一生続くことを考えると僕は絶望しか感じませんでした。だからこそ今の生活を選んだわけです。
今の仕事の賃金は少ないです。拘束時間も長いです。でも楽しんでいる間に時間が過ぎ去ってしまっていたらどうでしょう。自分の頑張りでお客さんが喜んで帰ってくれたらどうでしょう。毎日学びがあったらどうでしょう。夜眠るとき「今日も頑張った」と充実感の中眠れたらどうでしょう。
離島ですからコンビニはありません。バーもありません。トレーニング施設もありません。映画館もありません。娯楽と呼べるものは少ないでしょう。
そんな中でも自分のしたいことができたら、人はそれだけで幸せになるのだと思いました。そんな生活ができていることに日々感謝をしこれからも生きていこうと思います。
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