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自分を好きになるのは天性ではなく、自分で取得可能なスキル


あなたは自分のことが好きですか?

これはナルシストなどの自分に自惚れると言う意味ではなく、

今の自分の受け入れることができていますか?

という意味での自分の好きについてです。

自分を好きになることで得られるメリットは多くあります

自分を責めなくなる
できていない自分を自分で責めなくなる
自分に自信がつく

このように自分を好きになることには、多くのメリットが隠れています。

ですが、多くのメリットが隠れているのにも関わらず、自分を好きになれていない人は、多くいます。

それは、なぜでしょうか?



自分の考えでは、

自分を好きになるのは、天性のもの。
産まれつきや才能で決まるもの

と思っている人が多いのではないかと思っています。


自分には、好きになる才能がないから
昔あんなことを言われたから自分のは無理

このようにして、自分を好きになること自体を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。


ですが、自分を好きになることは、本当に天性や才能で完結することができるのでしょうか?

今日は、この問題についてアドラー心理学を交えてお話ししていこうと思います。

過去ではなく、未来を見る


自分を好きになれないと思っている方にはこのような考えをしている方が多いです。


自分にはこのようなことがあったから
自分は〜だったから


このように過去の物事を引き出して、自分正当化する方です。
心理学界では、過去の物事で自分を正当化することを原因論と言います。

原因論の考えの方は、過去が自分を作っていると考えているため、自分で物事を解決することはあまりできません。

挑戦したとしても、
自分にはこんなことがあったから・・
周りにこんなことが昔あったから・・

このように自分に自信が持てずに、挫折してしまいます。


逆に、自分を好きになることは、才能ではなく、スキルだと考える人がいます。このように考える方は、

どうしたら好きになれるだろうか
なぜ自分を好きになりたいのだろうか

このように未来から物事を考える習慣がついています。
心理学界では、未来から物事を考えることを目的論と言います。


目的論で考える人は、自分にはできるということを前提で考えているため、物事に対する取り組み方も前向きで意欲的になります。

分かりやすく図にまとめるとこうなります。

現在の自分から見て、過去に目を向けるのか。未来に目を向けるのか。

自分を好きになるためには、まず未来に目を向けなければいけません。
過去にあったことは事実かもしれませんが、その事実があなたの悩みを解決してくれることはないです。


アドラーの名言の中にもこう書かれています。

人は過去に縛られているわけではない。
あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。
過去の原因は、“解説”になっても“解決”にはならない


これは、つまりあなたは選択次第で変えることができる。
悩みの解決にならない“過去”に目を向けるのではなく、
悩みを解決できる“未来”に目を向けようということだと思います。


未来に目を向けるとは、

自分にできることは何なのか
どんな未来に行きたいのか
自分はこれをなぜしたいのか

このようなことに向き合い続けることで、自分を変えることができます。



今回は、自分を好きになるためにのマインド的な部分の話をさせていただきました。
明日は具体的に自分を好きになるために必要なアクションをお伝えさせていただきます。

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