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アイスランドとフラワーオブライフの旅

2019年12月、アイスランドを訪れました。

そこに私を導いたのは
偶然の一致がいくつもあったのですが

きっかけとなったのは

アイスランドで開催される
ツアーの情報をたまたま検索していて、

そのツアーにマレー人の知り合いが
スタッフとして参加することを
知ったことでした。

生まれて初めて訪れる国。

誰も知っている人がいない場所に行くのも
不安な反面、ワクワクしますが、

誰か一人でも顔見知りの人が現地にいる
と考えたら、心強いと思いました。


マレー人の知り合い、といっても、
過去に1度会っただけ。

それも、ローマの旅先で知り合って
顔見知りになった間柄です。

何がきっかけで人との繋がりができるか
わかりませんね。


もうひとつのきっかけは、

愛犬に与えていた療法食でした。

愛犬は腎不全と診断され、

腎ケアをサポートする食事を
しなければなりませんでした。


そのときに選んだものが、
アイスランド産のお魚が入った
療法食でした。


腎不全の食事はまずい、というのが
獣医さんの定説らしいのですが、

とても美味しそうに療法食を食べる
愛犬を見ていて、

「アイスランドってどんなところなんだろう?」

そんな興味づけをさせてもらいました。


今回は初回ということもあって、

アイスランドの主な見どころを
効率よくまわるバスツアーを活用しました。

その中で、「地球の割れ目」の
真上を歩けるという

シンクヴェトリル国立公園にも行きました。


このような体験ができる場所は

地球広しといえども
世界中でわずか1~2カ所しかなく

ごく稀なスポットなのです。


アイスランドは2つの大陸プレートが
ちょうど重なる場所に位置していて、

今もプレート同士が互いに引っ張り合って、

1年間に数センチずつ
国土が広がっているそうです!


それだけでも
地球が生きていることを感じさせます。


アイスランドは地震もあるし
温泉も湧いている島国なので、

なんだか日本と共通点がありますよね。


世界一の露天風呂、ブルーラグーン↓  
めちゃめちゃ広かった~♬

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世界遺産ブルーラグーン  photo by Tama


このお風呂は温泉ではありませんが、
シリカというミネラルが
豊富に溶けだしていて、
お湯は白く濁っています。

お肌の余分な汚れを吸着する
シリカの美肌効果でお肌がツルツル~~(#^^#)

12月なので雪化粧された景色を眺めつつ、

水着を着用して入る男女混浴のお風呂です。


ブルーラグーンの売店では
シリカの顔パックが人気でした。

帰国してからもお取り寄せができるので、私は早速取り寄せて、

ここぞ!というときのお肌のお手入れにはシリカパックを活用しています♬

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さて、アイスランドでぜひ訪れたい場所
といえばもうひとつ、

それがゴールデンサークル。

いくつかの見どころをセットにした
定番の観光スポットをまとめた総称です。

有名な滝や国立公園などを
効率よくまわってくれる
人気の観光コースです。

ゴールデンサークルツアーに参加すると
連れて行ってもらえる場所が

ゲイシール間欠泉。

地球の内側で熱せられた
高温の水が地表に勢いよく飛び出す

豪快なシーンが見られます。

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ゲイシール間欠泉 photo by Tama

↑ 
モクモクしているのが噴出した直後の様子。

およそ2分に1回くらいの割合で、
「プシュー」っという
大きな噴出音とともに、
熱いお湯が勢いよく地表に噴出します。

辺りの気温が低いため、
すぐに湯気となってしまいます。

ここは
うっすらと硫黄の臭いがしていました。

この場所にいるときも
地球が生きて活動していることを
実感できました。


ゲイシールは有名な観光地ですので、
大きなお土産屋さんもありました。


私はここでお土産を買うというよりも、

少し時間が空いたので
暇つぶしにブラブラと
店内へ入って行きました。


店内では多くの人が
家族にお土産を選びながら、
買い物をしていました。


私は陳列されているものを見ながら
ブラブラと歩いていましたが、

その一角にあった素朴な置物に
なぜか心ひかれるものを感じました。

それは木製のミニクリスマスツリーで

さりげなく目立たないように
そっと飾られているのを見て

思わず手に取り、
片手にのせてホッコリしました。


季節はクリスマスシーズン。

北欧っぽさも感じるような

シンプルであたたかいデザインの
ミニクリスマスツリーに

私はなぜか心が引き寄せられていました。


そして、店員さんをつかまえて、
断られるのを承知で

「あのクリスマスツリーのディスプレイを売ってほしい」

とお願いしてみました。


すると驚いたことに、

飾りで売り場に置いてあると思っていた
木製のクリスマスツリーは、

なんと売り物でした(笑)


値札もついていなかったし、

他のお客さんは
誰も見向きもしていなかったので、

まさか売り物だとは思いませんでした。。(≧▽≦)


消費税が25%のアイスランドは、
世界有数の物価が高い国。

手の平サイズのミニツリーは、
値段を聞いてさらにびっくり!

クリスマスの大きなデコレーションケーキが買えるほど高価だったのです。


次にいつアイスランドに戻ってこられるか
わからなかったので

アイスランドに初上陸した旅の記念として、

私は自分へのお土産に
迷わず買うことにしました。


帰国後、包みを開けて
ミニツリーを組み立てました。

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アイスランドで見つけたクリスマスツリー photo byTama

2枚の薄いベニヤ板を
直角に組み合わせると、

ツリーの形になって自立します。

素朴であったかくて、可愛いでしょう?


そして、このツリーと一緒に
図形のような不思議な模様が描かれた

謎の紙が入っていました。


当初は
あまり氣にもとめていなかったのですが、

帰国後3カ月して、
たまたま参加したセミナーで、

私はフラワーオブライフという
幾何学模様があることを知りました。

私達は誰もが死ぬときに

フラワーオブライフの
幾何学模様の中を通っていく、

というお話にとても興味を持ちました。


アイスランドを訪れる
約1年前に亡くした愛犬も、

フラワーオブライフの中を
通っていったのだろうか?

もしそうだとしたら、
私もフラワーオブライフを見てみたい。

愛犬は最期に
どんなフラワーオブライフを
見たのだろうか?


そんなところから、

フラワーオブライフのことを
もっと知りたくなったのです。

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クリスマスツリーに同封されていた
フラワーオブライフの図解 
photo by Tama

よーく見てみると、
なんと flower of life の文字と
幾何学模様が、

写真の左下あたりにありますね。


英語で小さく添えられた説明文によると、

私がアイスランドで
思わず手に取った
木製のクリスマスツリーは

なんとフラワーオブライフ
とよばれる数式をもとに

デザインされた
アート作品だったことがわかりました。



アイスランドから帰国して5か月後、

私は見てみたいと思った
フラワーオブライフを

生きている間にも
見ることが可能であることを知りました。


それは、
瞑想をすることによって見られるのだとか。

私は早速、瞑想というものに
人生で初めて取り組むことにしました。

2020年7月現在、
毎朝の瞑想を習慣とするようになって

約1か月半がたとうとしています。


どうやら瞑想中に見られるという
フラワーオブライフは

最初から誰でも見られる
というものではなかったようで、

練習を重ねて、
瞑想の感覚をつかんでいくにしたがって、

見られることもある、
というものらしいです。


これまでのところ、

私はほんの一瞬だけ、目を閉じていてまぶしい幾何学模様がパッと出てきたことがありましたが、それはすぐに消えてしまったので、まだまだ回数を重ねていく必要がありそうです。


アイスランドでたまたま手に取った

フラワーオブライフに関わる
デザインのアート作品。


宇宙はまるで私が瞑想の世界を体験していくことがわかっていて、

そこまでの導線として

私をアイスランドへ向かわせたかのような
体験だと感じています。


最後にアイスランドで一番高さがある「ハットルグリムス教会」を見ながらこのお話を閉じたいと思います。撮影時、現地時間で午後2時ですが、冬は日が短いためすでに夕方のようでした。

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ハットルグリムス教会 photo by Tama

12月のアイスランドは
一面の雪野原。

5月から10月は雪もとけて、
緑に変わるそうですので、

次回はそんなシーズンを狙って
訪れてみたいです♡

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