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出店!出店!出店!出店!出店!

お世話になります。赤岩です。横瀬町の協力隊になって2年と半年が経とうとしております。
これまで地域の「食と農」をテーマに地域の課題に取り組んできましたが
、、やっと、、やっと横瀬で作ったものを外(東京近辺)に売る段階になってきたように感じています。
というのも11月は所沢や渋谷やなど秩父・横瀬とは比べ物にならない「都会」での出張販売の機会をいただいたからです。

所沢 EMINOWA
西武ドーム
渋谷 BIG BOX

都会に販売に行くこと自体がとても勉強になりますし、そもそも販売するものが増えてきたということ。売るものがあることで私たちが今までやってきたことが具現化したような感覚。経験や思いが重さを持ってそこにある。大変だったけどいろいろやってよかったなあと思うのです。

なによりこの商品たちが自分だけでは何一つできない。人が増えるほどにそのクオリティが上がっている気がする。三人そろえばなんとやら、、みんなすごすぎる、、
何もなかったところから材料を集め、料理をつくり、きれいな写真を撮って、パッケージをデザインし、売り場のPOPを作り、きれいに陳列する。
これって簡単なことなのでしょうか、、とにかく「やっと」なのか「もう」なのか、ここまできた感、感覚としてはどちらも。

さてさて、、今度はこれらを「販売する」という段階に来ました。
これがとてつもなく難しい!というより売る相手によって売れるものが全然違う!頭でわかっていてもここまで違うかと身に染みてわかったこの一か月。グラノーラがやたらと売れる場所もあれば、水ばっかり売れるところも。ただ商品を並べるだけでは何も変わらない、商品には売れるのに適した場所や相手がいる。
11月の怒涛の外部出店は私たちにとって大きな経験。私たちの商品がどのような場所のどんな相手に売れるのか新たな試行錯誤の始まりです。

と思う前段階によくよく考えれば秩父地域のイベントにも積極出店

11/4 里山アートピック
11/5 チャレンジフェスティバル

地元の人たちに売ることと都会の人たちに売るのは全然違う。
売れるものも、人のつながりも何もかも。
とはいえ都会での出店で驚いたのは横瀬町から来ました~と言っていると「横瀬?この前いったよ~」というひとがちらほら、西武さん関係のイベントに出店していたことも相まってか、意外にも横瀬町を認知してもらっている印象。都会⇔田舎でのつながりを感じる1シーンでした。
というか出店多いな~笑

そんな販売を一生懸命考えている商品の川上にあたる農林業も冬のステップ!

ぶどうの屋根撤収

ぶどうの天敵の湿気を防ぐ屋根も一旦撤収。とっても手間がかかる作業

ゆずの収穫

今年は豊作だから全部採っちゃってくださいと木の前に案内される。
豊作の時はみんな豊作だから困ってしまうとのこと。

麦の種まき

ピザを小麦から作ろう!と始まった強力粉になるハナマンテンの種まき。今はころころころ~と便利な機械があるけれど昔は手で一個一個まいていて大変だったよ~と話すおばあちゃん。

横瀬de集マルシェ

旬の食材を一番おいしい形で食べるのがいいですよね~
商品にならないくらいの小さいサイズが焼き芋にはちょうどいい!

私事ですが

氷柱準備

氷柱のボランティアに参加。
山の沢沿いに管を配置。寒いし重いし、、これだけやって暖冬でできないなんて嫌です!!
本当に地域の方が作っているんだなと改めて実感。
「まさかここまで大きな行事になると思っていなかった」と地元の人がぽろり。何かをやってみた結果、10年後の姿はとても壮大なものに。

消防団特別点検

消防団におけるいかにホースを丁寧に早く延ばして、しまえるかを競う大会、通称「操法」にて横瀬町における団体2位と個人賞をいただきました。
約一か月におよぶ週3の練習。久々に部活をやっているような感覚。消防団員として消火活動に参加するためにもとても勉強になる期間でした。
右も左もわからなかった私を受け入れてくださっている三分団の皆様に感謝感激あめあられ。


11月もてんこ盛りでした。月頭のイベントがはるか彼方の記憶に。
そして、日に日に今までやってきたことが現実実を帯びて行っていると感じています。現実実というのは実際に販売する、お金に変換していくというときに社会の荒波として私たちに襲い掛かろうとしているという感じです。その荒波にのまれるか、波に乗って気持ちよく進むのかは私たち次第。
少しサーフィンの練習もしとこうかと思います。
それではまた来月✋


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