一体なんなのだ

昨日書いた失恋のことについてだが。
喧嘩した友達から今日連絡がきた。まずこの人間は自分にならなにか攻撃的な言動をとっても次の日にはひとこと謝れば何事もなかったかのようにまたいつもが戻ってくると考えているのだろうと思った。実際のところ、あまりピントは外れていない。自分はここ数年の話だろうか、酷い、辛い出来事があったとしても二、三日経つと記憶としてはその出来事が残っているがその時感じた感情を想起することができない。つまり、思い出して腹が立つということがどういうわけかできなくなった。
だから、その後何事もなかったかのようにその子は仲直りできて喜び、僕も笑い二人でゲームをしていた。僕は内心、違和感としか判別のしようがない何かをかんじながらも。
その子の話によるとその後の元彼女の言い分は酷かったらしい、年の差が最初から気に入らなかったとか、そもそもそんなに好きで付き合ったわけではないと、そんなことをいっていてこの子はその子に対して嫌気がさして、やはり僕が正しい?というと語弊があるがこちら側についたのだった。僕は正直、人の多くはそう言うものだと認識している。僕自身、頭から捻り出した心にもない言葉を寂しさを埋めるための相手をつくるために使ったことがある。それに僕にとってはその子が自分をどのくらいすいてたかなどあまり重要ではないのだ。感覚的によくわからない、共感できないからだろう。
冷めた感じがするが、1から10までの段階評価を伝えてくれた方が余程理解できるし、人の心は常に移り変わる。
それはおいといて、その事実を僕に面と向かって伝える目の前の人間に対して僕は不思議に思っていた。事実だから何を言ってもいいと言う人もいるが、この子は視点を変えてみれば誰々があなたのことをこう言っていたよ、という行動をとっているのとさほど変わりない。たちが悪いのは、それを正直であり、勇気を出して伝えているという僕にはよくわからない自己満足感をそれに対して抱いていることだ。
ネットで以前見た文だが、ある人が言っていた。現実で言ったら殴られるようなことを人はsnsなどでは平気で言うと。まさしく。

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