甲本ヒロトが「何をしていいか分からなくなったとき」の話が良すぎる件 9 はるまき式部 2024年6月21日 20:44 ほら、いまの世の中いろんなことが、うまくいったり、いかなかったりするじゃないですか。これはねえ、ある年齢になってから気づいたことなんだけど、ぼくは、一生懸命に歌を歌ったら、いろんなことが、うまくいくってことに気づいたんだ。たとえば、お掃除。がんばってお掃除しますって、する。それで世の中、少しうまくいく。それから、今日はね、みんなのためにイスをちゃんと並べた。それでも、世の中は少しうまくいくよ。でもそうか、いちばんうまくいくのは、一生懸命、歌うことだ。そういうことに、あるときに気づいた。何をしていいかわからなくなったとき、どうしていいかわからなくなったとき、ぼくは、一生懸命、歌う。歌を歌えば、絶対にうまくいくんだっていうふうに、バンドをはじめてずいぶん経って、大人になってから、気づいたんですよ。それからはね、どんなことがあっても一生懸命に歌を歌う、それさえやってれば、ぼくは大丈夫だって思うようになった。先が見えなくなること、もちろんあるよ。人間、生きていれば。ああ、どうしよう。ああ、つまんない。そういう日だっていっぱいある。そういうときには、一生懸命に、歌う。そうすれば、絶対うまくいくと信じるようになった。一生懸命に、大きな声でね。そうやってこの歌を歌い切ったあとには、きっと、何かが、うまくいきはじめているって。そう、信じるようになりました。甲本ヒロトインタビュー/ほぼ日刊イトイ新聞(2021) ダウンロード copy #音楽 #名言 #バンド #ロック #サカナクション #ブルーハーツ #カネコアヤノ #甲本ヒロト #クロマニヨンズ #ハイロウズ #真島昌利 9 好き好き大好き超愛してる! 記事をサポート