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「自信が持てない」「どうしたらいいかわからない」にお答えします

こんばんは、しんかいさんです。一週間が終わりました。今日は病院で、隙間時間に先生とこんな会話で盛り上がりました。「1兆円を今月中に使い切っていいと言われたら何に使うか」という話です(笑)。皆さんだったら何に使いますか?使いきれますか?

今日は「自信のつけ方」について書いてみたいと思います。

自信のつけ方 二つの方法

自信のつけ方というのは、二つあると私は思っています。一つは技術の向上により得る方法です。

たとえば、私は看護師もしていますが、看護師になりたての頃、病院で1、2を争うほど採血が下手でしたが、トライ&エラーで、チャレンジ、改善、チャレンジ、改善の繰り返しで採血の腕をあげ、いまではどんな血管でも大丈夫になりました。

このように技術というのは、腕を上げるのと共に、絶対的な自信を得ていくというのがあります。

そしてもう一つの自信というのは、メンタルの自信です。これは私自身相当長い間格闘したことではありますが、私がメンタルの自信を得れたのは、ありのままの自分を許す、認めるということで得ることが出来ました。

これは技術のように、わかりやすいものではないし、自己肯定感が育っていない場合には、時間もかかると思います。

しかし、これも心理的メカニズムの学びと実践により得られると私は思っています。この根拠は、私自身が実際に得られたからです。

「ありのままの自分を受け入れる」ということってどうゆうこと?

人間は生まれてから親に育てられる過程で、ありのまま全面的に全肯定されるという経験をして育っていきます。

親は自分の子どもを、何はなくとも存在自体、ありのままのあなたがかわいいと受容し育てていきます。

しかし、そうでない場合もあります。「〇〇ができるから素晴らしい」とか、何かが出来た時にだけ褒めたり喜んだりする親や大人に囲まれて育つと、そのままの自分はダメで、頑張って成績がいいとか結果を出した私が素晴らしいと思い、頑張らない自分、結果の出せない自分を「ダメな人」と思ってしまいます。

子どもというのは、親の言う通りになんか育たず、親のやったとおりに真似て育ちます。これは『狼に育てられた子』の記録にあるとおりです。

狼に育てられた子(人間の子)は、四つん這いで歩き、前足でお皿を支え顔をお皿に近づけてペロペロとお皿をなめながら食べる。そして、夜になると、狼の親と同じ様な声で遠吠えさえするという記録でした。

衝撃的ですよね。けど、そうゆうことなのです。親のやっていることをそのまんま真似ていきます。ということは、親が子どもに期待するような「こうなってほしい」と思うような人間でないと、子どもはそうはなりませんから、子どもに対してお小言や注意することが増えてしまうし、イライラすることが多いということです。

すると、子どもは、親が言ったようには出来ないから褒められることもない。しかし、たまたま出来た時には親が大満足して喜ぶび、手のひらを返したように超絶褒めるという行為が繰り返され、子どもはその行為を無理して頑張ってすることになります。

そして、それを繰り返していくと、いつしか親の顔色を見るのは特技となりますが、「ありのままの自分がどんなものか」「何が自分は好きなのか」「嫌いなのか」自分自身がよく分からなくなってしまうのです。

チャレンジできる人、できない人

ありのままの私を認められ、「私はこのままで、ありのままの私でいいんだ」とか安心感を得られると、自信を持ってチャレンジできます。失敗してもいいんだと思えるからですね。

失敗したとしても、それも含めてありのままの自分だからです。失敗しても、幼少期に「よく頑張ったね」と、結果でなくプロセスを認めてもらって生きてきたため、自分自身が自分自身にかけるセルフトークの声掛けも優しいものが出てきます。(セルフトークとは、自分自身の脳裏に勝手に浮かんでくる言葉です)

しかし、プロセスを認めてもらえず、結果だけに褒められたり、落胆されてきた人は、結果が悪ければ、または思うような結果でなかった時に、「何やってんの!」と、自分が自分にかける声かけ、いわゆるセルフトークも厳しいものが出てきます。

その自己責めが、失敗以上に自分を苦しめることになります。すると、チャレンジすることも怖くなり、想定内のことしかできなくなります。

人間の脳は変化を嫌いますから、想定外の成功よりも、想定内の失敗のほうが慣れているので、恐怖心もないわけです。

そのため、「〇〇をする」と何度も公言するのですが、行動をみていると新しいことにチャレンジできない方もいらっしゃいます。

このような方は、なぜ行動できないのか、本当の原因(私は何を恐れているのか?行動できない本当の理由は何なのか?)を自分に質問してみると行動ができるようになるかもしれません。

言葉で言うことは本当に簡単なことです。人を見るときには言葉でなく、行動を見た方がよいというのは、そのようなことを含め、「行動」または「行動しない」ということに、その人の人間性や生き方が見えるからだと私は思っています。

自信をつけるにはどうしたらいい?


子育てにおいて、乳幼児期が最も大切と言われているのは、母親との関係、家族関係が、他者や社会との関係に投影されるためです。
要するに、母が怖ければ、同じよう年上の女性にも恐怖心を抱くといった感じです。父が優しければ、年上の同じくらいの男性が優しい人に見えるということです。

家と一緒で建物や内装、家具を変えるのはわりと簡単ですが、基礎を変えたり、修正するのには、それなりの労力と努力と根気が必要になります。

自信を持ちたい、不安な毎日を送りたくないと本気で思ったならば、変えられると思っています。

そのために必要なものは、心の安全基地になります。「自分をありのまま受け入れてくれる人に安全基地になってもらう。」「もしくは自分自身が安全基地になる。」ということです。

知り合いがいるのなら、全てを話をして頼むのもいいでしょう。もしいないのなら、専門家に頼むと良いと思います。

精神科医である岡田尊司氏によると、「信頼できる専門家に助けを求めることが大切である」と、著書の『愛着障害の克服』で述べられています。

信頼できる専門家の中でも、安定型の人がよいとも言われています。見分けるための特徴としては、

①接していて、怖さや危険な感じがしないこと
②穏やかで気分や態度がいつも一定している
③目線が対等で見下した態度やおもねりすぎる態度をとらない
④優しく親切だが、必要なときには言いづらいことも言う
⑤相手の意思や気持ちを尊重し、決めつけやおしつけがない

岡田尊司著『愛着障害の克服』p272より引用

このようにおっしゃっています。

人間は、人生の中で、ありのままの自分、「ダメな自分」をも、全面的に全肯定されるという経験が必要なのではないかと思っています。それは、もちろん幼少期に親から得られることが一番ですが、様々な事情によりそうでないこともあると思います。

それに気が付く人もいれば、気が付かないで一生を終える人もいると思います。けど、気が付いたのならそれは私はチャンスだと思っています。
このチャンスを得られずに、一生を苦しむばかりで終わってしまったり、なんで私ばかりこんなに辛いのだろうと考えて人生を終わってしまう人もいるからです。

気付いて、そして変わりたいのなら、変わるための行動をすればいいのです。

「狂気とは、即ち同じ行動をして違う結果を求めること。」
私の大好きな言葉。アインシュタインの言葉ですが、今までの行動の結果が今を作り出しています。それが嫌ならば、行動を変えれば今後の結果は変わってくるということです。

そして、その行動を止める人は誰もいません。止めているドリームキラーはあなたでしかないのです

もし、変わりたいのならば、今までとは違う、何かしらの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。その勇気はきっと、明るい未来を連れてきてくれると私は思っています。

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ここまで読んでくださってありがとうございました!
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自己実現メンタルコーチ
しんかいさん こと新海智




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