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はじめての経営

TomorrowFuture株式会社という会社でシステム開発の受託事業を始めて一年半が経過しました。経営を通して感じたことを少しずつ日記という形で書き足していこうと思います。

日々の移り変わり

もともとサラリーマンだった私は、与えられた仕事をこなしながら、自由に働いてきた普通の人間です。人生に対する大きな目標もなく、ただ目の前の仕事をこなしてきた日々。ある日を境にサラリーマンを辞め、自分で仕事を取り、マネジメントし、人を管理し、経営するようになりました。ジェットコースターのように周囲が変わり始め、やることも変わりました。サラリーマン時代より日々の充実度が増し、収入も世の中の上位15%以内にランクインしました。

生活の変化

生活の何が変わり始めたかというと、身の回りの所有物が最新化し、外食が増え、環境全体がアップデートされました。効率と時間の節約に繋がることには投資を惜しまなくなりました。贅沢をしているわけではなく、仕事の効率化を最優先することに注力するようになったのです。

思考の変化

思考の面でも大きく変わり、「何かを削る、節約する」というより、「何かを積み上げる」ための思考法に変わりました。全てにおいて余裕が生まれ、「自分は何をすべきか」という使命感のようなものも芽生え、世の中に対する貢献心を常に考えるようになりました。

経営者は選ばれた人がやる

経営、ビジネスは一度スタートしたら止まることも戻ることも許されません。そして、孤独になります。経営者は「すべての責任は自分にある」という覚悟を持ち、それを跳ね返せる人がなるべき職業です。

人徳があり、周りの人にはない素養があれば、それは経営者に向いていると思います。私自身も普通のサラリーマンから業務を経験する中で、自分を活かせる企業が少なくなり、自分の力で対応できるようになってきました。そうなれば、自分でやるしかないのです。私はこの状況をポジティブに捉え、経営者になることを決意しました。

「うまくいかなかったらどうする?」という不安

「うまくいかなかったらどうする?」そんな不安が一年間つきまといました。しかし、常に折り返すことができない状況を自分で作り、「覚悟」を決めるしかありませんでした。最初は不安でしたが、人間は慣れてくるもので、いつしか経営者としての役割が自然と身につくようになりました。

経営者になる前の準備

経営は売上の数字を積み上げることが主な仕事です。売上を作るために、自分と一緒に仕事してくれる仲間やクライアントを準備する必要があります。自分個人の売れるコンテンツを持っている人は個人事業主であり、経営者ではありません。人徳がない人は経営者に向きません。準備は二つ。他者に負けない何かを一つでも持っていること、優秀な人材を周りに集められることです。それができなければ個人事業主で良いのです。

最後に、スタートアップを何社かサポートして感じることは、「経営者になる前の準備」が不足していることが多いということです。そのため、スタートアップが継続して経営する確率はかなり低くなります。他人より稼ぐ能力のある人は経営者に向いていますし、その能力がない人は経営者にならない方が良いです。


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