今日は、バリ島の新年「ニュピ」の日

今日3月25日はニュピと呼ばれるバリヒンドゥーの新年の日です。

バリ島では、太陽暦の他に、ウク暦、サカ暦という3つのカレンダーを使用しており、ニュピは、サカ暦の新年に当たります。ニュピは、日本の元旦が１月１日と決まっているのとは異なり、毎年違う日にちなるのですが、それはサカ暦が月の満ち欠けに基づいた暦だからです。

このニュピの日は「静寂の日（Silent day）」と言われ、「外出」、「労働」、「火気・電気」、「殺生」が禁止になります。国際空港は閉鎖され、テレビやネットも使えません。

新年を迎える為の最も大切な日として、断食をしたり静かに瞑想と祈りを捧げて過ごすとても神聖な日なのです。

このニュピの前夜には「オゴオゴ」と呼ばれる盛大なお祭りがあります。「オゴオゴ」と呼ばれる人形の山車を担ぎ、大騒ぎしながら街を練り歩き、最後には焼いて海に流し、悪霊退散するという祭事です。今年は残念ながら、コロナの影響で中止になってしまいました。

今日は私も日本からバリ島へ思いを馳せて、静寂な時間を作り、瞑想をして、世界平和を祈り、眠りにつきたいと思います。

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