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自創の悪夢

自分の人生を夢だと思った事はないだろうか。
僕は自分の人生は悪夢だと感じる。

僕はこう思うことにした。

《世界は自分が作っている幻想で、人生は人生が見ている夢》

胡蝶の夢という思想がある。
自分が蝶になり、飛び回る夢を見て起きたが、実はそちらが現実なのではないか?という荘子の思想だ。

《虐殺器官》という小説作品に「地獄は自分の頭の中にある」という台詞を見た。
本当にその通りだと思う。
脳みそが無ければ苦しみを感じることもない。
仏教のような思想だが、仏教にすがる必要もない。

「なんで自分だけが…」という体験が多すぎた。でもそれは夢を見ているから。
ネットの情報は自分だけに用意された情報…というか自分の頭の中が作り出した情報の一部であり、世間の常識も、実は自分が夢の中で作ったものだ、と。僕が何かを調べるとゲームのローディングのように情報が新しく作り出されていく。自分の人生はディスクに入っているのかもしれない。ただ、ゲームに出てくる主人公はそれに気づいていない。
両親も自分が作った幻想。
友達もイマジナリーフレンド。ディスクにプログラムされたデータでしかない。

ただ、自分が作っているのに、なぜこんなにも苦しい夢なのか。悪夢なのか。そういう疑問は生まれてくる。

それは僕がマゾヒスティックな深層心理をしているからだ。人から異端児扱いされることを、蔑まれることを深層心理で望んでいるからだ…と思うようにしている。
だからどの職場に行っても嫌われるし、怒られる。
でもそれは自分の深層心理がそう望んでいるから。

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