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よきしポーカーの勉強します

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2023年10月の記事一覧

【研究】3BPのSB vs BTNとBB vs BTN。Cbet戦略はどう違うんじゃ?②〜フロップテクスチャーによる戦略の変化〜

【研究】3BPのSB vs BTNとBB vs BTN。Cbet戦略はどう違うんじゃ?②〜フロップテクスチャーによる戦略の変化〜

前回の記事『【研究】3BPのSB vs BTNとBB vs BTN。Cbet戦略はどう違うんじゃ?①〜レンジの比較〜』の続きになります。
有料記事として投稿してありますが、有料部分には何も書かれていません。
本文は全て無料で読むことが出来ます。

今回はフロップのボードテクスチャーによるOOPからの戦略の変化を見ていきましょう

GTOWizardのフロップ集合分析のソート機能が非常に使いやすいの

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ベテランプロのようにシンバリューベットをする方法(ポーカーでシンバリューベットをするための3つのヒント)

ベテランプロのようにシンバリューベットをする方法(ポーカーでシンバリューベットをするための3つのヒント)

(翻訳元記事)

バリューベッティングは、テーブルでほとんどのお金を稼ぐ方法です。
特にレクリエーションプレイヤーに対しては、オーバーコールの傾向があります。

今日は、相手から最後の一滴まで現金を搾り取るのに役立つ、シンバリューベットの3つのコツを紹介します。

しかし、その前に、一般的なシンバリューベットについて説明し、同じ認識を持つようにしましょう。

シンバリューベットとは何ですか?シンバ

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UTG vs BB SRP ドンクベット戦略を考える

UTG vs BB SRP ドンクベット戦略を考える

キャッシュゲームにおけるSPRの集合分析は、多くの場面でBTN vs BBが題材にされがちですが、GTO Wizardには他ポジション同士の集合分析も取り揃っています。

当然ながら、各ポジションではプリフロップのオープンレンジがそれなりに異なるために、ポストフロップ戦略も変わってくるわけですが、筆者の感覚では多くのプレイヤーがオープンしたポジションに関わらず同じような戦略を用いているように思えま

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UTGオープンに対するIP3ベットの戦い方(6max、ペアードボードの場合)

UTGオープンに対するIP3ベットの戦い方(6max、ペアードボードの場合)

UTGオープン/コールレンジ vs IP3ベットレンジUTGオープン/コールレンジ

UTGオープンコールレンジは下記の通り非常に少なく、QQ、JJ、ミドル〜ローポケット、ATs〜AQs、KTs〜KQs、ミドルスーテッドコネクターに限定されます。

HJ3ベットレンジ

主力は、TT〜AA、ATs〜AKs、KTs〜KQs、AQo〜AKo、A5s〜A3s。
UTGコールレンジに対して非常に強いハンド

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3ベットポット×ローボード時のIP・OOPのフロッププレイ方法(6maxキャッシュテーブル)

3ベットポット×ローボード時のIP・OOPのフロッププレイ方法(6maxキャッシュテーブル)

1.IP3ベット側の場合BTNでAKoが配られました。
COまでフォールドで周りCOからオープン。
BTNから3ベット。
COコールでヘッズアップになったとします。

フロップで8d6h4sが落ち、COはチェック。
この時BTNの最適なアクションはどうなるでしょう?

答えは、AKoは67%の頻度でチェックします。なぜでしょうか?

これはCOのチェック/コールレンジにグッドハンドが多いためです。

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Cold 4betについて 〜GTOw意訳記事〜

Cold 4betについて 〜GTOw意訳記事〜

はじめに今回の記事は、GTOwizard Blogの意訳と加筆です。
本記事で紹介することは、MTTとCashのどちらにも当てはまることなので、ぜひ最後まで楽しく読んでいただけれな幸いです。
また翻訳が伝わればいい感でやっており拙い部分があるため、コメントにて教えていただければ嬉しいです。

それではいってらっしゃい!

意訳・翻訳コンテンツはこちら↓

翻訳・参考元

3betにColdCall

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【Sattelite】チップリーダーの立ち回り

【Sattelite】チップリーダーの立ち回り

以前の記事で、サテライトにおけるバブルファクターの大きさというのを検証しました。

その結果として、サテライトはクラシックと比べても、同じMTTとは思えないくらいにダイナミックに戦略が変化します。
サテライトで利益を上げるためには、サテライト特有の学習と実戦感覚が重要になるわけです。

そこで今回は、より実践的な内容として、バブルラインにおけるチップリーダーの戦い方に着目していきましょう。

▼チ

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BTN vs BB 1サイズ戦略におけるEVloss検討

BTN vs BB 1サイズ戦略におけるEVloss検討

皆さんこんにちは!Naokiです!
以前の記事内において、CBサイズの決め方は

というお話をしました。

例えば、6-max Anteなし cash BTN vs BBのSRPでflopが

の時、まず初めにお互いのレンジからベット頻度が決まります。

このボードだと、33%という小さいサイズから、125%というポットオーバーまで使用しています。
こちらの頻度に、自分の持っているハンドを振り分け

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行動経済学を理解した私はポーカーで無双できるのか?

行動経済学を理解した私はポーカーで無双できるのか?

はじめまして、山東です。セガ エックスディーのエクスペリエンスデザイン部のプロデューサーをしています。

私たちの仕事は企業や自治体などからご相談を受けた様々な課題に対して、ゲームやエンタテインメントの仕組みを活かして「ついやってしまう」ようなサービスを共創する仕事です。

ただゲームやエンタテインメントの仕組みをサービスに組み込むのではなく、行動経済学の理論やUXを意識して、人間の心を動かす仕掛

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エクスプロイト術〜3bet-pot〜

エクスプロイト術〜3bet-pot〜

はじめに今回は、以前のnote記事(CB領域展開 3bet-pot)におけるレンジ全体でのエクスプロイト意識したバージョンになります。

前回の記事では、3bet-pot SB vs BTNでのA〜Jハイを詳細に解説しました。
今回では、3bet CallerであるBTN側の立場によるエクスプロイトを紹介します。相手からAnyCBを受けやすいのが3betCallerの宿命であると思います。明らかに

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汎用ヒューリスティック(CB)

汎用ヒューリスティック(CB)

集合分析を使った学習の問題Piosolverを使った集合分析はその仕様上プリフロップレンジとスタックサイズが固定されており、それを使って構築されたヒューリスティックもプリフロレンジとスタックが固定さていることが前提になりやすい問題があります
(具体例としてSBvsBTNとBBvsBTNではプリフロレンジが異なるので、どちらか一方の集合分析に基づいて構築されたヒューリスティックをもう一方にそのまま使

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CB領域展開 3bet-pot 前編

CB領域展開 3bet-pot 前編

はじめに今回は、以前のnote記事(CB領域展開)で取り上げたCBについてさらに細かく解説します。待ちに待った3bet-pot編です。
プリフロップからガッツリ学んで、基礎からしっかり身につけましょう。

・学習サポート
本記事ではポーカー学習をサポートできるように、学んだ部分をどのように練習すると効率的に身に付くかの学習方法を添付しています。ぜひ、試してみてください。
また、本記事ではポーカー学

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