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からっぽやみの秘密(?)前日譚 正誤病者のうつうつ是好日

皆さま、ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ✨

からっぽやみ前日譚、ということで、この投稿をするにあたり、前に投稿した、からっぽやみ(?)の内容に加筆、修正させていただきましたので、そちらの方も良ければご覧下さい


今は本当に便利な時代になりましたなぁ...🍵
わからないことはスマホで、すすぃ、と検索してわかっちゃうんだもの

便利だけど、ちょっと寂しい...と思うのは、
歳のせいなのかしら...👵

もうちょっと、もうちょっとだけ、わからないこと、理由、成り立ちについて考えたい、
それについて、それをきっかけにして、誰かと話し合いたい、、

博士にその問いを投げかけたのはそのためでした
そして、博士はそれを察してネットでは調べずに自分の頭で、様々な本の記憶、記録で一所懸命考えてくれました

嬉しかった〜
その事を考えて夜も眠れず、仕事も手につかない、なんて......

まるで恋、だ
ドキドキ...
そのベクトルが1ミリでも、あたし、という存在に対して向けられたなら...タメイキ

そう、あたしは博士に恋してしまっていたのです

出会いはとあるアプリのチャットで、読書好きの人が集まる部屋ででした

博士の文章はとても美しく、滲み出る聡明さ
自分が読んだ本の感想文が多かったのですが、
上手くネタバレせずに、その本のおもしろさを伝えてくるテクニック、、
う〜ん、強者だ!!
かっこいい✨✨✨
その時から、あたしは博士に片想いをしてしまいました
本人には語りかけられないまま...

ある日、決意して、彼のスレに初めてレスしました
彼が投稿した本のタイトルは
「羊をめぐる冒険」
村上春樹
で、その物語の舞台となった場所で、ノーベル文学賞の時期になると、ハルキストが遠くはブラジルからやってきて、春樹について語らい、文学賞今年は取れるか?否か?の瞬間をみんなで待つ、というイベントについて、の投稿でした
(博士も行ったことあるのかな?くらい詳細に)

あたしは村上龍がスキだ
彼の本は中学の時から読んでいた
破壊破壊破壊破壊、そして希望、もしくは虚無
そんな龍の作品は中学生の心もくすぐった

しかし、春樹、、、ね
正直、春樹は苦手であった
何故苦手なのかというと、完全な読まず嫌いなんですが

「なんかいけ好かない」
どぉぉぉぉぉぉぉーん!!!ドヤ

生理的に無理〜、って言葉、ありますよね
その人のことなんにも知らないくせに、
顔?醸し出す雰囲気?見てるとなんか胸の中が蕁麻疹的に痒くなる、拒否反応

しかし、博士と会話するためなら、と
BOOK・OFFへGO!
ありましたよ〜、あたしと同じに博士のために買う子が居たとしてもその子の読みたいを叶えてあげられるくらいに〜

初、春樹
眉をひそめながら、ページを開きました


あれ、読める…
(ホントに無理なら文字が全く入ってこない)
舞台が北海道だから、場面が絵的に想像しやすいからかな?
(ちなみにあたしは本を読む時、頭の中に映画のシーンのような絵が浮かびます、そうならない本はスキではない本)
読破

博士に話しかける準備が整った

行け、あたしよ、新しい扉を開け


初めて話しかけた
博士は気さくに対応してくれた
しかし、モジモジ君なあたしは話を広げられなくて困っていた

その時、偶然というか、あたしが勧めたんだから偶然じゃないんだけど、他のグルで知り合って、非公開の気の合う仲間が集まる部屋で一緒のヤツに本の部屋を紹介してて、博士とあたしが(その他にもレスしてる人はいたけど)話してるスレに乱入!!!
あぁ、偉大なアホ、脳内お花畑(めっちゃ褒めてます、あたしにはない要素だから、ヤツが羨ましかった)
自分たちの非公開グルに参加しない?と
誘う始末...!

そんなのに博士が応じるわけが.........

キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━!!!!!

嘘でしょ、夢でしょ、あたしホントは今、交通事故かなんかにあって、最期に神様が見せてくれたアレでしょ?


夢じゃなかった...!!!.*・゚(*º∀º*).゚・*.

しかし、スキ過ぎて緊張して、上手く話しかけれない💦


と、まあ、こんなやあんながあって、博士と普通に会話できるようになって、なげかけたのが
「からっぽやみ」
だった

ちなみにネットで「からっぽやみ」を調べると
「からっぽねやみ」が正しく、
基本となる語形は「からほねやみ」
となるそうです

「からほね(涸ら骨)」は、ただ単に「骨」「白骨」「骸骨」と言う意味で、怠けることを「骨惜しみする」と言い、そこから来ているそうです
更に、「やみ」は、「闇」ではなく、「病み」でした

ネットで調べれば1分で正解がわかるものを、
何日もかけて考える、、
そんな時間がスキだ


ちなみにあたしの中でのからっぽやみの意味は
博士がいなくなって、胸に空いた、
空っぽの闇
の意味なのだ

その時、あの時のあたしには、正誤なんてなかった、正解も間違いもなかった
彼が考えてくれた意味が合っているかどうかなんて、どうでもよかった
ただ、会話し、繋がりたかった、のだ

それだけなのだ


長くなりましたが、読んでくれた方、ありがとうございますペコ

次回、また、お会いできれば嬉しいです✨


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