【華麗に厳選】ハイセンスな映画①

この映画レビューは是非音楽を聴きながら読んでくだせー🙏

Lock, Stock and Two Smoking Barrels(1998英)

内容

超危険人物に50万ドルを一週間以内に返さないと親父のバーを奪われるチンピラ４人組の話。

注目

ガイ・リッチー監督(「スナッチ(2001・米)」「アラジン(2019・米)」)のデビュー作。
ジェイソン・ステイサム(「トランスポーター(2003・米仏)」「ワイルド・スピード スカイミッション(2015・米)」)の俳優デビュー作。

感想(見終わった人向け)※長い

　面白すぎる！会話とか伏線の張り方が同監督の「スナッチ」、タランティーノ監督の「レザボア・ドッグス(1993・米)」「パルプ・フィクション(1994・米)」に似てるので、好きな人は合うと思います。オチに至るまでの登場人物同士のすれ違いと交差が滑稽。
　私が好きなシーンは、エディが賭けをしている待ち時間にベーコン等３人がサモア風パブに行くシーン。ここは後に出てくる麻薬仲立人ロリーの回想とリンクしてて思わずケケケと嬉し笑い。
　笑ったのは、チンピラ４人組が強奪を企てる時に唯一の良心であるソープが使用する武器についてやたら饒舌になるシーン。50万ドルの借金をしてタガが外たのか。普段とのギャップが垣間見えて、ただの臆病な料理人で終わらない感じが好きです。あと、私インスタとかで面白い画像見るの好きなんですけど、このシーン見たときに(↓)の画像思い出しました。

　全体的には、やっぱりガイ・リッチー監督って選曲が良いなーと思いました。中でもアンダーグラウンド感あるイギー＆ストゥージズの「I Wanna Be Your Dog」はピッタリの選曲だと思います。エディ達が強奪成功の祝杯をあげるシーンのオリジナルサウンドトラックも映像と合わせて格好良かったです。ジェームス・ブラウンの曲も映画との相性が良いですね。オープニングのオーシャン・カラー・シーンは正直初めて聞いたんですけど、めちゃくちゃ気に入りました。知らないバンドと出会えるのも映画の醍醐味ですよね！

　あとは色彩が洒落てますよね。私の大好きな映画「アメリ(2001・仏)」もクリーム色・緑色・赤色を基調とした色彩なのですが、それが映画の内容によって全然違う印象になるのが凄いなと思って見てました。

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