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ハッピー・アグリさん
2021年5月24日 18:49
減少を続ける日本の耕作地。 農業と農地には食料を生産するだけでなく、「多面的機能」という多くの機能を持っています。例えば、うるおいのある景観をつくり出す”景観創出機能”や、いい水や空気を守る”環境保全機能”など。農業従事者が減少する一方で、それらの多面的機能を担う耕作地はどうなっているのでしょうか。 農水省の統計によると、農地面積は宅地への転用や荒廃農地の発生などによって、農地面積が最大であっ
2021年5月17日 12:24
農業の高齢化は、想像以上。 労働力不足や年金問題など少子高齢化に悩む日本ですが、農業はすでに深刻な状況です。農水省の統計によると、農業従事者の年齢構成は60歳以上が実に約8割を占めており、高齢者に著しく偏ったアンバランスな状態です。 基幹的農業従事者(ふだん仕事として主に自営農業に従事している者)の平均年齢は67.8歳。 65歳以上の割合は69.8%に達しました。持続可能な農業
2021年5月10日 10:14
これまで、人生100年時代を豊かなものにするために、農業の持つポテンシャルについてお伝えしてきました。(ぜひ、マガジン『セカンドライフを楽しもう。』をご覧ください。)ところが、残念ながら農業の現状は、そのポテンシャルを発揮するどころか、苦境に立っています。これから4回にわたって、データとともに苦境の現状と問題点を整理していきます。農業について、やや悲観的に映るかも知れませんが、解決と発展に向けて
2021年5月3日 20:45
農業は、なぜ”悠々自適”な職業の代表なのでしょう? サラリーマンが日々のストレスに苛まれ、「老後は、農業でもやって悠々自適にくらしたい」という現実逃避に近いセリフを漏らすのを、一度ならず聞いたことがあるでしょう。多くの人が、“悠々自適の象徴=農業”といったイメージを持っていると言って間違いはありません。「実際には、そんなに甘いものではない」と農業従事者に叱られかねませんが、なぜ農業は“悠々自適”