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セカンドライフ・アグリを楽しもう。

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人生100年時代にむけて、幸福なセカンドライフづくりを。企業を50代で早期退社して、農業に就くスタイルを『セカンドライフ・アグリ』と名付け、経営学と幸福学にもとづいた成功のための…
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2021年4月の記事一覧

人生100年時代へ。農業のポテンシャル④「ふれあい」

人生100年時代へ。農業のポテンシャル④「ふれあい」

日本は、幸福な国ではないのでしょうか?
 毎年、国連より世界幸福度ランキングが発表されます。令和元年(2019年)のランキングで、日本は58位とかなり低い順位にランキングされています。この世界幸福度指標は、下記のような6つの指標を得点化しています。
その「幸福度の算定に使う6項目」は ①一人当たりのGDP ②平均健康寿命③社会的支援 ④人生選択の自由度⑤寛容度 ⑥社会の腐敗度 です。

 この6つ

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人生100年時代へ。農業のポテンシャル③「作る歓び」

人生100年時代へ。農業のポテンシャル③「作る歓び」

土いじりを楽しみたくなるのは、本能なのでしょうか?
 高齢者の「趣味・娯楽」で最も人気が高いのは、「園芸・庭いじり・ガーデニング」です。調査によると高齢者人口に占める行動者率(1年間の間にその行動をした割合)が2016年の時点では76.1%となっていて、5年前の2011年と比べると4.0ポイント上昇しています。そして、年齢別にその行動率を見ると、土いじりをしたくなるのがDNAに組み込まれているかの

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人生100年時代へ。農業のポテンシャル②「田園回帰」

人生100年時代へ。農業のポテンシャル②「田園回帰」

高まる農山村地域への移住希望!
 近年、都市部に暮らす人々に、田舎暮らしをしたいという願望が高まっています。総務省の行ったアンケート調査によると、「農山漁村地域に移住してみたいと思いますか?」の質問に、約3割の人が移住の意向を示し、そのうち多くの人が農山漁村への移住先で就きたい仕事に、農林水産業や農家レストランなど、農業関連の仕事を挙げています。こういった田園回帰・故郷回帰への想いは、農業と深く関

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人生100年時代へ。農業のポテンシャル①「一生現役」

人生100年時代へ。農業のポテンシャル①「一生現役」

なぜ、日本は『人生100年時代』と言われているのでしょうか?
 日本は先進国の中でも少子高齢化の進行が著しく、令和元年(2019年)9月における総務省の統計によると、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合は28.4%に上っています。この数字は、世界201の国と地域中で最高で、今後20年以上さらに伸び続けると推測されています。中でも注目なのが、80歳以上の高齢者が2035年まで増加し続けること。つま

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