物語:俺はロボット!!
俺の名は飯沼海斗
2035年俺は人によってつくられた
ロボットだ
今俺は高校生として俺は学校に通っている
博士は俺に感情というものをプログラムしなかったせいでいつも無愛想だなと人間どもに言われる
スポーツや勉強など人間に負けることはなかった
だから、学校はつまらなく退屈な場所だと思っていた
そんなある日のことだった、
転校生が来たしかも女優並の美女でクラスは祭り並の賑わいをしていた
自己紹介が始まった
「私の名前は永瀬すず」
「私は静岡から来ました」
趣味は〜〜です
好きな食べ物は〜〜です
さっきより盛り上がっていた
俺には全く興味がなく校庭を見ていた
少しして自己紹介が終わり休み時間となった
すると謎に俺に話しかけに来た。
「学校案内してよ」とその女は言った
「なんで俺なんだよ」相変わらずの無愛想で言い返した
「すずちゃ〜んそんな無愛想なやつほっといてこのイケメンが案内してあげよっか?」とチャラ男
その女はチャラ男に大丈夫と言って強引に俺を連れ出した
「パパッとお願いね」とその女は言った
だから人間は嫌いなんだ
そう思いながら渋々その女に学校の紹介をして行った
「今日はありがとね」
「なんで帰り道付いてくんだよ」
「だってこっちが家なんだもん」
厄介な人間が来たと思った
朝も隣を見ればその女がいた
「おい頼むから隣を歩くなよ」
「良いじゃん光栄に思いな」
それから何日も登下校を共にすることが続きいつも間にか仲良くなっていた
「海斗って頭いいんだね」
そりゃロボだからなと思った
だがこの永瀬すずも頭が良い
俺が1位で永瀬すずが2位なのだ
俺は気付けば永瀬すずが気になっていることに気づいた
俺はロボットなのにロボットのはずなのにすずに会うと胸の高鳴りを感じる
ある日、すずに買い物に誘われてついて行くことになった
すずとの時間はある意味魔法で楽しくて一瞬だった
俺には感情がないはずなのにすずのおかげで俺は楽しいという感覚を知った
そんなこんなで退屈でつまんないと思っていた学校が楽しくて楽しくてしかたなかった
すずが学校を休むと悲しみすら感じるようになっていた
そんなこんなで1年間たち高校2年生の中間らへんに俺は決心してすずに告白しようと決めた
校舎裏に呼び出し夕日が俺とすずを照らす
ロボットなのに緊張している人間のようにうまく言葉にできない
胸を抑え
「実は俺はロボットなんだ」
「だけど俺は君が好き,すずが好き」
俺は出せる声全て出し切った
風の音が大音量で聞こえるほどの
静かな間があいた
「私もだよ」
と彼女は言った
自然と笑顔になりよっしゃーと言いたくなった
俺は喜びの感覚を知った
彼女のおかげで喜哀楽という感情を得ることができた
俺にとってかけがいのない存在であり
一生守りたい存在である
俺は人間が大好きなロボットだ
この後はアフター物語です
見たい人は見てください
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