お母さん「ゼッコウ」ってなに?
昭和60年代の6才の頃
たまに友達に言われた言葉があります
それは
この頃の私の同級生界隈では
(特に女子の間で)
結構な流行り言葉でした
思い出としては印象深い言葉なのです
ある日のこと
「もうー〇〇ちゃんとはゼッコウや!」
そう言って
彼女は私に背を向け
あっちへ行ってしまいました
始めは
「何かの流行り言葉かな?」
くらいの呑気な感覚で半笑いの私でしたが
友達の顔はすごく真顔で
怒っていましたよね・・・
訳が分からないまま家に帰り
母親に
「なぁ〜お母さん・・ゼッコウって何?」
たぶんこう聞いたんだと思います
ゼッコウの意味自体が
私は分からなかったんですよね
よく考えてみると
彼女は私より利発で大人びた少女でした
だからこそスラスラと
こんな単語を
発言出来たのだと思います
母から意味を教わり
ハトが豆鉄砲を食ったような
私でしたが
そうそう私も負けてはいませんでした
ここぞと言う時のために
覚えたての『ゼッコウ』を使える機会を
今か今かと伺いながら
必死に対抗意識を燃やしていたと思います
実は使ってみたいだけだったのかも
知れないですけどね 笑
あんまり笑えないのは
この延長線には
陰湿な『イジメ』の存在も否めませんが
まだ若すぎて
そこまでは発展しない年齢枠
なのではないかと自身は考えています
大人になるまでの予行練習とでも
言いましょうか・・・
今になって考えるのです
こんな少女の頃から皆んな
絶交と仲直りを繰り返し
グループで群れたり離れたりしながら
あ〜だこ〜だと
色々頑張ってたなぁ〜と
歳をとってから
『絶交』なんて言葉を使うとしたら
中々大変な状況ですよね
軽々しく使えないのは
充分大人になった証拠です・・笑
今日も来て下さって
ありがとうございました✨👙✨
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