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芋虫毛虫はコワイが。

 基本的に昆虫全般がニガテである。でもその中でも何とか大丈夫なのがあって、カブトムシなどの甲虫類は割とまあである。セミも何とか。ダメなのは芋虫毛虫などの、あの柔らかそうな棒状のカタチをした、カラダをウネウネとさせながら進んでいく、あの芋毛虫たちである△

しかし元来が好奇心旺盛なので、見つけると見てしまう。模様や色合いが可愛らしい感じのアゲハ系はまだいいが、その他の…色々な模様のモノたち、でもまだ毛がタイプはマシかもしれない△

芋毛虫たちは蝶や蛾の幼虫だと分かっているので、どんな蝶や蛾になるのだろうと想像しながら眺めていると、恐めな模様を持つ幼虫も少しだが愛おしくなってくる。たくさん食べて無事にオトナになれよと△

しかしながら今の世の中は複雑で、日本にいて増えては困る幼虫だと、愛でてばかりもいられない。その幼虫が本当にいてはダメな種類であれば、見つけた時点で手をかけてしまった方がいいのかもしれないが出来ない△

たくさんだったら何か対応をした方がいいだろう。しかし当方が見つけるのはたいてい一匹である。一度だけ十匹ほどの、アゲハの幼虫くらいの大きさの緑っぽい体色を持つ幼虫が一か所に集まって葉を元気に食べているのを目撃したことがある。壮観な眺めだった。よそのウチの植木でのことだったのでそのまま通り過ぎた。

芋毛虫はやがて蛹になって羽化する。その不思議な道のりを無事に過ごせるよう祈ってしまうのは罪だろうか。


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これより上は、天声人語のルール(603字/6段落)に沿って書いてみる、に勝手にただ今挑戦しています。お読み下さり、ありがとうございました^^!

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