はんざき

日本語の練習

はんざき

日本語の練習

最近の記事

機嫌の取り方

 自分の機嫌は自分でとれというのが昨今では当たり前になっているけども、機嫌が悪い時にどういう言動をしてどう立て直すかというのは大体一人でリフレッシュするようなことしか書いておらず、同居人向けの対応はあまり見かけない。せいぜい一人にしてくれと言っておくくらいなものだろうか。それが一番楽かもしれないが放っておけない子供が絡んでくるとそれも無責任、引いては自分の機嫌を取るコストを人に負わせているということにならないだろうか。いや自分の話と思っているからこんなことを思うだけで、相手側

    • また朝ごはんの話

      また朝ごはんの話です。 お昼ごはんの話もします。よろしくおねがいします。 現在の朝ごはん前の晩冷蔵庫で水でふやかしておいたオートミール30gに任意の出汁と具を入れて5分くらい火にかけたもの。 もしくは、 オートミール30gと任意のインスタントスープと熱湯をスープジャーに入れて一晩放置したもの。 くっっっそ楽ちん。特に後者。しかしこれは一人分しか用意できないという難点もある。朝の時間が合う日は旦那の分も一緒に準備するので割と鍋調理の日が多い。鍋調理だと溶き卵やら作りお

      • 朝食の最適解と問答

        朝ご飯、何食べてますか? 朝ご飯食べない派(ギリギリまで寝たいがために朝ご飯の時間は犠牲にする派)なのですが、血糖のコントロールや疲労度の軽減を狙って朝ご飯食べる派に転向しようと目論んでいます。 朝ご飯を食べていなかった理由・起きられない 一番大きいハードルかもしれない。それでも7時のアラームを自力で止められるので、食欲を味方につければ何とかなる兆しもある。 ・準備が面倒くさい 朝に飯の支度からせっせとやる気力がゼロ。包丁を使う気は無い。 ・食べると10時くらいに死ぬ

        • 奈良の鹿と山の鹿

          鹿と戯れたいとあなたが言ったから、Goto奈良しました。 薄暗い林にじっと佇む鹿は逃げないがしかし手ぶらの人間には目もくれない。 昼の鹿はせんべいを持つ人間だけを襲うゾンビの如し。野生なのでね、ダニが居ると思うと絶対に擦寄られたくなかったので始終逃げながらせんべいを囮として投げつけた。 昼にまじまじとみた鹿は、インターネッツでいうほど飢えてはいなさそうだがしかしどこか貧弱な印象を受けた。 普段見る鹿は近隣の山を駆け回る鹿だからか、脚周りの肉付きが全然違うように見える。

        機嫌の取り方

          人の為に使う頭

          載せられる画像がないので代わりのチーズナン。 Illustrator買ったので、いくつか練習したのちランサーズでご提案を始めた。 自分のためよりも、人の期待に応えるためにものを作るモチベーションのほうが高い気がする。あれこれと考えて作るのはそんなに苦にならない。コンペなので選ばれなければ一銭にもならないけども、実践形式の製作の機会って意外と最初のステップは無い気がするのでありがたい。競合相手の実績を見たりしても勉強になる。もんな専業だったり大学出てたりするんだもんなぁ〜。

          人の為に使う頭

          我が家のVR元年

          Oculus quest2が家にやってきた。 今まで興味はあれどギアを買うほどの意欲はなかったが、値段の安さと性能面に魅力を感じてついに家人が購入に踏み切った。家人が。 フェイスブック強制連携で巷を震え上がらせているようだが、今のところ何とかフェイスブックアカウントはBANされずにいる。課金はまだしていないのでこれからかもしれない。 チュートリアルの出来がとても良くて、紙の説明書が小さな紙しか入ってなかったのも納得だった。体験は驚くほど未来で、薄暗い部屋で腕を振り回す姿

          我が家のVR元年

          ♥キープ♥ディスタンス♥

           休日昼、旦那が作ってくれた炊き込みご飯とつくね汁でお腹いっぱいになり、起床10時にも関わらず再び布団の重力に敗北。血糖値スパイクのやるかたなき眠気、実に恐ろしい。それでも何とか寝ずにスマホをダラダラ眺め、朦朧とした頭でスーパーへ歩き、牛乳を2本カゴに入れ、並んだレジでぼんやり見たのがサムネイル。  これ二度見して、2回とも「ディープ キスタンス」に見えて動揺した。   ピンクのハートは駄目だよ。スケベ小説かよ。ちゃんと寝よう。おしまい。

          ♥キープ♥ディスタンス♥

          きっと猫の皮は剥げない

           うちには5歳で迎えて5年の付き合いのおキャット様がいる。世界一愛くるしく、トップアイドルと張れるほど愛想がよく、世界遺産登録も目の前である。しかし、10歳にしてすでに腎臓はギリギリアウトで、歯もほとんど無い。多分膵臓も悪い。限界猫である。  限界猫はこの春、食欲不振でかなり痩せて正直お別れも決意した。今のところ、点滴や液体食の強制給餌で毎日元気に生き延びている。自宅点滴が効いているのか、食欲はちょっと戻り、体重もちょっと増えた。やはり世界一偉いおキャット様だ。  闘病数

          きっと猫の皮は剥げない

          我々は善良で在るべきか

           《「特定の価値観において良く在るべき」を押し付けるべきではない。》という言説を結婚出産に関して大変よく見る。  家という集団の在り方、個人としての社会集団への参与の形が複雑化してきた昨今、「結婚してから一人前」「結婚したなら子供を持つものだ」という従来の(日本の家父長制か揺るぎなかった時代の)価値観に摩擦が生じるのは当然だと思う。普遍的であるかどうかに関わらず、「良く在るべき」という圧力は反発を受けるもので、勢力図によってその当たり前は唾棄されていくものだと。  では、

          我々は善良で在るべきか

          夏草に埋もれた彼岸花

           今年の夏は暦に忠実だった。あまりに忠実過ぎて、暦に興味のない人間は切り替わりに身体がついていかない。いつもならダラダラとした残暑というバッファがあり、そこで夏の終いの支度をして涼しくなってきたねと帽子を脱ぎ始めるはずだった。  9月に入ってあからさまに気温が下がり、気温が下がることで夏雲が居なくなり、気温を下げるに至った薄ら冷たい風が夜の地面を冷やしていったんだろう。夏から秋への模様替えは派手で、気温が急に下がるなら何もかも急にいっぺんに秋に見える。夏の終わりに刈られるは

          夏草に埋もれた彼岸花