都会から田舎に移住した30代独身男のお金と生活事情。
前回は極貧東京ど真ん中生活暮らしから田舎暮らしになるまでの経緯をご紹介しましたが、今回は田舎生活一年目の、現在の僕のライフスタイルがどんな感じかを全てご紹介します。
1・住まい
役場で運営している町営住宅。
家賃 2万5千円
移住が決まってすぐに役場担当者の方がすぐに手配してもらいました。自分で探す手もありますが、はじめは町の事情をよく知っている地元の方の紹介があった方が安心です。
東京の家賃相場と比べれば安すすぎますし、なんと言っても部屋が広くて綺麗!
東京の頃の6畳半で収納も少なく、ユニットバスの7万円のアパートからすると、10畳ほどでキッチン、風呂、トイレ別の現在の部屋は独り身のわたしには勿体ないくらいです。 この物件が東京のど真ん中だったら、月10万以上はする部屋です。
場所によってはもっと安いところもあるようです。
2・車
こちらも役場から無料で支給されているリースの軽バン。
田舎は車がないと生きていけない。という程、車は必須アイテムです。
元々車に全く興味がなく、交通機関が多い都会ではずっと自転車か電車移動だった僕でも田舎に住んでいる今、車がいかに必須アイテムなのかを実感しました。
ずっとペーパードライバーだったので初めはかなり緊張しましたが、すぐに感覚を取り戻しました。
なんと言っても!ガソリン代も無料なんです!
地域によって条件が異なるようですが、私の地域はたまたま条件がよく、協力隊の期間中はガソリン代は役場で負担していただいてます。 ただし、これには一定の条件があり、私用で乗り放題!という訳ではなく、『あくまで協力隊としての仕事で使う時』という前提で支給されています。
買い物の場合は仕事帰りや、仕事場からなるべく近い距離だと認定されます。
(事情によっては多少の遠出でも許してくれる場合もあります。)
3、仕事
道の駅、 友人の会社の手伝い、 副業としてのイラストの仕事
協力隊に入ると先ず担当する職場を決められます。私の場合は道の駅でした。大半のお店は高齢者の方がお店をやっているので若手の協力がほしいとの事でした。
そのほかにも友人がやっている食品会社の仕事を手伝ったり、知り合いの米農家の仕事をたまに手伝いなどをしています。
前職のイラストの仕事は今もやっていて、クラウドソージングサイトを利用したり、住んでいる地域のお店に営業をして広告、デザインの依頼をいただいてやっています。
協力隊の給料は地域によって違いますが、私の住んでいる地域では
手取りで20万です。
こちらも他の地域と比べるとかなり条件がいいです。
大体の協力隊の給料の相場は16万〜18万ほどですが、過疎化が深刻な地域などでは場所によってはいい条件の場合もあります。
東京の時の給料よりいいです。
ただし、もし今後地域おこし協力隊になりたいと思っている方には給料よりも住む地域が自分に向いているか?という事と、担当する仕事が自分に向いている、あるいは出来そうか?という事を重要視して検討する事をおすすめします。
田舎暮らしは決していい事ばかりではなく、人間関係も田舎ならではの問題もあったりしますので生活や仕事の内容が向いているか?という事は、とても重要な事です。
給料が15万〜17万の場合でも家賃・は結構浮かせられと思います。
実際、協力隊として移住したものの、数ヶ月で辞めて結局元住んでいた土地に戻ってしまう人も少なくありません。
事前にしっかりとリサーチした上で田舎暮らしを始めるか検討してみるべきです。
生活固定費、特に家賃がグンと低くなったので極貧生活だった東京時代とは全く真逆になり、恥ずかしながら30過ぎにしてやっと貯金もできるようになりました。
4、娯楽、買い物、食事
買い物はもっぱらアマゾンです。スーパーやドラックストアもありますが、殆どがアマゾンで生活用品や食材を買っています。
私の場合は担当先の道の駅で地元の野菜がスーパーよりも安い値段で買えるので野菜は道の駅です。(質が悪くなって売り物にならくなった野菜をもらう事もあります。)
映画が大好きな私にとって、東京で最新映画がたくさん観れるシアターがすぐ近くになくなったのは残念な事でしたが、最近の映画は配信サービスになる速度が速いので、そこまで不便ではありません。Amazonプライム、ネットフリックスがあれば十分です。
ちなみに私は東京に住んでいた時からテレビを持っていません。
以前は持っていましたが結局ユーチューブや映画をパソコンで観ていたので必要ないと判断し、途中で手放しました。
数年前からずっとテレビなし生活ですが、全く不便ではありません。ニュースはANNのネットニュース速報で十分です。
…というわけで、今の僕の生活でのキャッシュフローを公開します!
以下の通り。
これが現在の生活費のやりくりです。
賃貸の生活固定費の基盤となる家賃を大幅にコストダウンできました。
後は食費。
上記には3万とありますが、月によっては2万円もいかない時もあります。
外食するお店が田舎なのでほぼない事と、飲みの誘いが無くなったので飲食にかける値段も自然と節約できます。
最近田舎移住する人の中には、使われなくなって安くなった古民家をまるごと買い取ってリノベーションし、持ち家にする方もいるようですね。
ビジネス系ユーチューバーのイケハヤさんなんかはまさにそうです。
現在、東京時代より友達はいませんが、コロナ禍によってズームでの会議や飲み会が世の中的に定着してきた事で以前よりもビデオ通話をする人が増えました。
寂しくなった時はたまに東京の友達や地元の友人とズーム飲み会をして和んでいます。
というわけで、今回ご紹介したのは田舎暮らしの生活でしたが、まだまだ知ってもらいたい部分が色々あります!今後も発信していきますのでよろしくお願いします!