こんな収納は続かない!『しつけより仕掛け』
子育てママに時間をあげたい!こんまり流片づけコンサルタントハンナです。
先日、音声メディアvoicy木下斉さんの放送で「しつけより仕掛け」という言葉を聞きました。
子育てママさんから「子どもが片づけてくれない」というお困りごとを聞く機会が多いのですが、この『しつけより仕掛け』という言葉がぴったり!
「片づけて!」という前に『仕掛け』が必要です!
①複雑な収納は続かない
・前にあるモノをどけないと取れない
・上にあるモノをどけないと取れない
手間がかかる収納は、戻すのが面倒になり、出しっぱなしが当たり前になってしまいます。
他にも
・棚や、突っ張り棒が、不安定
・モノを取ると、別のモノが倒れてくる
気を使わないと取れない、という場合も同じです。
「収納は一手でも少なく!極限までシンプルに」が合言葉です!
②窮屈な収納は続かない
「戻す場所があるのに、戻してくれない」お話を伺い、現状を見せていただくと、スペースに対してモノが多すぎることが大半です。
「戻そうにも戻せない」これが子供たちの心情ではないでしょうか。
この場合の解決法は
・スペースを増やす
・モノを減らす
この、どちらかしかありません。
収納家具を増やすことができれば、それも良いと思いますが、いつかは、手放す行為と向き合う必要があります。
『使わない』と分かっていても
もらったモノは捨てにくい。
よく使っていたモノは捨てにくい。
買ったばかりのモノは捨てにくい。
手放すという行為は、大人の私たちでも難しいことです。
子ども達に伝えられるように、まず、大人の私たちが『モノを手放す基準』を知ることが大切になります。
③雑多な収納は続かない
いろんな種類のモノが入り混じっていると、必要なモノを探すことに時間がかかるので『見える場所に出しておきたい』という気持ちになり、収納する気になりません。
『どこかに入れてしまうと、わからなくなる』
という状態です。
・同じ種類のモノを集める
・四角い箱で区切る
・立てて収納する
・たたんで収納する
見た目がきれいな収納を目指すと、自然と単純な収納になります。
開けた時に『なにが、何個、どこに入っているか』一目でわかる収納が理想です。
まとめ
大人が面倒に感じるような収納は、子どもにとっても面倒です。
「散らかってるから、戻しておいてあげよう。」そう思える収納になっているでしょうか?
家のモノの多くは大人の私たちが管理しています。
スペースを作ってあげたり、収納案を提示してあげたり、自分で片づけられるようにしてあげるために「仕掛け」は大事です。
仕掛けを作るために、まず、大人が片づけられるようになることが最初の一歩です!
〈ハンナのひとこと〉
片づけのお悩みを伺う時、
「『片づけて』ばっかり言いたくない」「ほんとは優しくしたいのにイライラ怒ってしまう」そんなママさんのお声をよく聞くんです。
私は、こんまり流片づけを終わらせて、毎日を激変させた方をたくさん知っています。
私もその一人です。
モノと向き合うことは、自分と向き合うことそのものです。
せっかくの『子どもとの暮らし』を楽しむ方が増えると嬉しい!そう思い、書かせていただきました!
皆様の快適な毎日を応援しています☆彡
片づけレッスンハンナリ
ハンナ