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〈衣類の片づけ〉訪問片づけレッスン1000時間 コンサルタントの思考

こんまり流片づけコンサルタント ハンナです。

「こんまり流片づけコンサルタントになりたい!」
という方が私の周りにも増えています。

私がレッスンの現場で
何を意識しているかを綴ることが
どなた様かのお役にたてるのでは 

と思いました。

ご参考になれば
本当に幸いです。

「捨てたくない」気持ちを尊重

減らしたい スッキリしたいけど 

捨てたくない 

生徒さんのこの矛盾ともいえる不安な気持ちに徹底的に寄り添います。

「捨てようと思わないでください。何のお役目か、どんな時に使いたいモノか、〈自分の味方〉を作り直す気持ちでモノと向き合ってみてください」

こんな風にお伝えしています。

無理に手放したとしても、また同じようなモノを買ってしまい、元に戻ってしまうだけです。

『これからもよろしく』
 『今までありがとう』

「どちらの言葉をかけて あげますか?」

そんな角度でお声掛けをしています。


全部出す事への 不安を取り除く

一度に全部 出すか否かは部屋の広さ、モノの量によって変えています。

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たたんでいる服も
ほぐしながら山積みにしていきます。

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せっかくたたんである服を
わざわざほぐし
山積みにする理由も
丁寧にお伝えしていきます。

「たたんであるままだと
 そのまま戻したくなってしまうものです

久しぶりに空気に触れさせてあげて
全てをフラットに見れる状態にして

今の自分が 
是非 着たいか ときめくか 
気持ちに集中できる環境に
します」

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かける服を山積みにした時には、

「『今後は、たたんでもいい。』と思う服はありますか?」

この質問の対象は、これまでクローゼットにかかっていた、ニットやパンツなどです。

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「かける収納は たたむ収納より大きく場所を使います。

クローゼットを空けた時に見ていたい服だけが並ぶようにしたいです。

今日は (全部の服 なので)、沢山たたむことになりますが

日常は、「着た服」だけ、「役に立ってくれた服」だけをたたむのでありがとうと感謝して収められると思います」

こんな風に、たたむメリットをお伝えした上で

「どっちが 良い感じ ですか?」と聞く 聴く。 
考えていただくことを大切にしています。


「どの服も着たい!」というゴールまでサポートします。


とは言え。。
こんまりメソッドにおいて、衣類の片づけは超序盤です。

レッスン生徒さん自身もまだ、自分のときめきに自信を持てていないことがあります。

それでも、生徒さんのときめき感度に寄り添い、無理なく進めることが
ゴールまでの一歩となります。

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残すと決めた服を並べ置く

残すと決めた服は、私に渡してもらうことにしています。

次の段取りの為なので、生徒さんに理由を伝えるわけではないですが

素材や色をなんとなく揃えて、グラデーションに並べています。


「私はこういうのが好きなんだ~」と確認をしてもらえますし

洋服をたたむ指導をさせて頂く時も、同じタイプのモノを次々手に取れます。

これはいいこと尽くしなので

ぜひ、やってみてください☆彡

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かける服を全部出す

クローゼットから出していただきながら、一方で私は、ハンガーを外していきます。

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「捨てないと決めている服も・・?」
「ハンガーまで取らなくてもいいのでは・・?」


わざわざ出し、ハンガーまでとり、山積みにする理由もお伝えしていきます。

「ハンガーがついたままだとそのまま戻したくなってしまうものです。

久しぶりに空気に触れさせてあげて全てをフラットに見れる状態にして、今の自分が、『是非 着たいか』 『ときめくか』 気持ちに集中できる状態にします。」

そうです。
たたむ服と、全く同じ理由です。

ただ、「まったく同じ理由」という事を知っているのは、コンサルタントであって生徒さんはではありません。

疑問、不安が残らないように丁寧に反復します。


生徒さんは
レッスン中の言葉を
レッスン外の時間にも
思い出してくださいます。

普遍的なメソッドを
伝え重ねることも
大切だと考えています。


〈憧れ力〉かける服を戻す


これまでは着たい服が見つからなかったり、ギュウギュウにプレスされて
しわになったり、圧迫感を感じてしまうクローゼットな場合が多いです。

~今より良くしたいけれど
 ときめく環境を知らない~

心地よいクローゼットを
体験したことがないということです。

では、どうやって知っていただくか。

私は生徒さんに

「これは大好き、絶対捨てない!!っという洋服をまず、〇着だけ、かけてみて下さい」とお願いします。

この作業を2~3回。

かける衣類を足していくとちょうど、『良い感じ』が、きます!

もちろん
私にとって ではありません。

そこに暮らす生徒さん自身の
ちょうど、良い感じが、来るのです!

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「これくらいで過ごしたい☆彡」

この、〈憧れ力〉からときめき感度があがっていきます。

ときめきの正解は、生徒さんしか持っていません。

「どうですか?なんかしっくりこない、気になるなぁ~と思うところはありますか?

こんなお店行きたいって感じになってますか?」

いろんな角度で、ときめきを確認していただけるよう質問をしています。


まとめ

片づけメソッドを「丁寧に伝える」ことが大切。
いろんな角度からお話しできるようにと心がけています。


今回は【〈衣類の片づけ〉訪問片づけレッスン1000時間 コンサルタントの思考】について書かせていただきました。

ですが、書ききれないこともたくさん。

片づけについてお話したい聞きたいという皆様、私でよろしければ〈ハンナのお茶会・30分無料〉へいつでもご連絡ください。

▶ハンナのお茶会A


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