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朗報!ドバイ、アブダビでフリーランス活動が可能に!

2021年10月から2022年3月末まで中東初の万博が開かれるドバイ。原油生産量でサウジに次ぐアブダビ。今ドバイ、アブダビが熱い!What’s Next ?アジアの次は、中東。それも治安の安定しているUAEがおすすめ。そのドバイ、アブダビでフリーランス活動が認められたというニュースが飛び込んできた。世界各国をビジネスをしながら渡り歩く「ノマド」志向の人には見逃せない朗報。ドバイなど中東諸国に居住歴7年の筆者が懇切丁寧に詳しく解説します。

1 概略

 2020年11月、UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビ経済開発局(ADDED)がUAE国籍者以外にも「フリーランス」ビザを発給することを発表したとドバイのコラム紙Timeout Dubaiが報じています。

 「テロ」「怖い」「紛争」という連想しかしなかった地域、中東UAE。今年の10月からはこれまで先進国でしか開催されたことのなかったEXPOすなわち万国博覧会が商都ドバイで開催されます。(詳細は、筆者のYoutueをご覧くださいね)日本の報道が東京2020ばかり報道するのでご存知の方はごく僅かですね。(期間は2022年3月末まで。ラマダンが始まる4月までには終わる)このドバイ万博を契機にこれまで世界の投資を呼び込んできたドバイが更に輝きを増し、ノマドを志向する一部の日本の若者にも注目され熱い視線を浴びています。このドバイ、アブダビで芸能活動などのフリーランス活動が認められるというお話です。

 これまで閉鎖的であったUAEの知的財産市場を世界に開放して更なる発展を遂げ、欧州ロシアと地理的に近いという地政学的メリットを更に加速させようとするこの新施策。

 では、どのような職種が上記の「フリーランス」ビザに該当するのかについてご説明します。以下のステータスが該当します。

  ※ 俳優 ※ 脚本家 ※ ジャーナリスト ※ PR ※ 教育アドバイザー ※ 研究者 ※ イー・ラーニング・アドバイザー

2 ビザ申請はどうするのか?

  元々日本のパスポートを持っていれば「査証相互免除協定」により90日以内の短期滞在であれば中東各国にビザなし渡航が可能であったところ、このコロナ禍で事情は一変しましたね。大抵の国では、「スポンサー」と呼ばれる身元引受人(企業)が招聘状を発行し、これを基に就労できるビザ(査証)が発行されるという大原則があり、中東地域も例に漏れずこの原則が適用されます。スポンサー無しで就労することは不可能であり、働いたらその時点で国外退去処分とされその後数年間は当該国々に「出禁」となります。従って、まずクリアすべき条件は、UAEの就労ビザを取得することから始めましょう!と言っても誰に雇って貰えばいいの?という話ですよね。その話は次から詳しくお話しするとして今回のフリーランス活動に関する政府発表の大きなポイントは

  ◆ UAE国内にて正規の就労ビザを取得して稼働中の者であれば(UAE国籍者の有無を問わない。つまり外国人でも申請は可能)

 ということなのです。これまでフリーランス活動は外国人には認められていなかったのに、今回の改正により日本人を含む外国人にもその門戸が開かれたというビッグ・ニュースなのです。次回からは中等で生活する上でのリスクとどのようにリスクヘッジしていくか?自分自身の危機管理はどのように行うか?今回のフリーランス活動の対象を外国人に広げるなど規制緩和した政府の思惑と具体的なアプライ方法などについて詳しく説明してゆきますので、ご期待くださいね。

 

   (以下次号に続く)

 

 

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