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【教えてミツルさん】 気圧って何なの?

 わたしの名前は、ねる。
 深呼吸すら面倒なのに、健康への執着心を持つ女。

 病気(コロナ後遺症、非定形うつ病)になってしまってから、日々の生産性がガクンと下がってしまって。
 起きていられる時間や、パソコンの前に座っていられる時間が、ぐんと減った。

 健康になりたい
 好きなことを、好きなだけ楽しみたい
 人生を、”好き”の意志で選択し続けたい。
 わたしは今日も、願っている。

 そして、世の中の「痛み」の根源に、よく見かける言葉があることに気がついた。
 それが、「気圧」。

「今日は気圧が○○だから、☓☓で……」って言っている人の多さたるや。

 わたしも、ヤマイを抱えるまでは偏頭痛を自覚していて
(ヤマイになったら頭痛の時間が増えて、原因を追求できずになっちゃった…)
 気圧のことはよくわからないんだけど、わたしの場合は「細く雨が降り始めたころ」に具合が悪いことが多かったと記憶している。

 教えてミツルさん。
 我々を苦しめる、気圧の正体を!!




(松永)
 ミツルさん、今日は気圧の”正体”を教えて欲しいっス……
 みんな「今日は気圧が……」って言って、めっちゃしんどそうじゃん?

 気圧の正体がわかれば、何か対策できんのかなァ、と思って

(ミツルさん)
 いちばんわかりやすい例を紹介するならば……
 飛行機に乗ったら、耳(内耳)がキーンとしたりするでしょう?
 あれは、気圧の変化に内耳が反応(過剰反応)していると考えられています。
 この、過剰反応の影響で、酔っているのと似た感覚になるという人もいます。ぐらぐらする感じ。

 なるほど〜〜〜
 偏頭痛で酔い止め飲んでるって友達がいたけど、あれって正しかったんだ

 そうですね。
 そして、人間の身体というのは、フラットな状態に戻そうとする機能が備わっているから、

 内耳が過剰反応しちゃった状態の身体を、元に戻そうとする。っていうイメージ?

 そうです!

 だから、気圧による頭痛には2パターンあって
「気圧による変化そのもののダメージ」
「気圧の変化から、元に戻そうとする変化時のダメージ」
 あるいは、その両方にダメージを受けている場合もあります。

 そうだったのか……
 だから、気圧が下がるとき、上がるとき
 どっちにも体調が悪くなる人がいるんだね。

 で、その「変化の影響でダメージを受けやすい人」ってどんな人なの?

「人間の身体にはフラットに戻そうとする機能がある」って説明をしましたが、この「フラットな状態」が狭い人は、ダメージを受けやすいです。
 あとは、フラットな状態が広くても、「変化するときの反応が強い人」っていうのも、ダメージが強く出てしまう。

 なるほど。イメージ湧きました!
 フラットな状態を広くして、変化の反応を減らすってこと……って、言葉にすると明快なんだけど。これって難しいんだろうなァ

 まずは、「気圧にの変化で苦しむ人」が、自分でできる対策を教えてもらったもいいですか?

 このあいだお話した方の例、すごくわかりやすかったので紹介しますね!
 端的に言っちゃえば、「自分の状態を見極める」ってことなんですが、

「なんだか頭が痛いときがある」と、自分でまず気がつく(認める)こと。
 そして、どんなときに頭痛がするか見極めて、例えば「気圧が下がっているときに頭痛がする」と、自己分析すること。
 そして、「頭痛薬は効かないけれど、酔い止めは効く」など、効果のある薬を見つける。併せて、「頭痛のときにできること・できないこと」をひとつずつ理解していくこと。

 これが、みなさんがご自身でできる”対策”になります。

 確かに、ここまで自分で理解できてたらすごいですよね。
 わたしは「なんとなく弱い雨」のときに頭痛がする"気がする"としか思ってなくて、ゼンゼン自己分析できていなかった。

 痛いけど放置、我慢。仕方がないと諦める。たまに鎮痛剤が効くけど効かないときもあるな〜って、自分の身体のことなのに、何も理解しようとしていなかったなァ

 そう。だからまず分析が大事。
 その冷静な分析こそが、ご自身の身体を守ることに繋がります。

 なるほどね!
 具合が悪いタイミングがわかれば、予定組んだり、重めのお仕事は避けたりとか対策できる。

 そして、それ以上の対策って、自分でやるのは難しい……こと?

 そうなんです。
 自律神経を整えること、生活習慣の見直し、改善……

 ミツルさん、わたしやっぱりどこかで「魔法の薬」みたいなのを期待してたかもしれないです。

「これやれば、気圧による偏頭痛とはおさらばだ!」みたいな、万人に効く薬や魔法があると思っちゃってたかもしれない……

 前回のご自愛の話のときにも話題に出たけど、健康って取りに行かなきゃいけない。情報を取って、行動を選択する。

 そのための情報の提供と、行動のお手伝いをするっていうのが、我々専門家であり、治療院の役目だと思っています。
「チームの一員」みたいな気持ちで、一緒に”生きやすさ”について考えてゆく、みたいな感じで。

 それ、めっちゃ有り難いです!!

 偏頭痛って、治療院頼っていいんですよね?
「偏頭痛くらいで」とか「我慢できるし」とか、「いつものことだし」とか
「治療院に行くその瞬間に痛いわけじゃないし」とか、いろいろ考えちゃうんですけど……

 頼ってください!!
 痛いモンは痛いですから。

 よ、よかった……!
 今日、そのひとことを聞けただけで、だいぶ安心しました。

 調べてみると、偏頭痛を治す方法というのも、いくつか出てくるはずです。自律神経を整える方法とかね。
 それでラクになるなら、それでいいし、それがいい。

 でも、症状が改善しない場合は僕たちを頼って欲しい。
 その人に合った治療や改善方法を、一緒に提案する。
 チームの一員として、"生きやすさ"に貢献できれば嬉しいです!

 これって、治療院以外のことにも当てはまりますよね。
 ダイエット動画で痩せられればそれでいい。でも、もっと痩せたければジムに通ったり、ダイエット食品を選んだりする。
 習い事とかもそう。動画で納得できればそれでいい。

「もっと学びたい、知りたい」と思ったときに、人は専門家を頼る。
 身体も同じってことですね!

 そうそう!
 この話を聞いて、気軽に頼ってもらえたら嬉しいなあ。




 インタビューの中でも話したけど、やっぱりどこかで「これをやれば健康になる」って魔法を信じていた自分を、猛省している……
 わたし、前のインタビューでも同じこと言ってたわ。

▼「飲むだけで痩せる薬はない」とわかっていたはずのわたし


 そして、今日の話を聞きながら「ご自愛について」も思い出していました。
 自分の身体にとって、優しい状況を取りに行く。ということ。
 こちらも併せて読んで欲しいな。


 そしてやっぱり、人体の根底には呼吸がある!
 人は一日、25,000回〜30,000回は呼吸をすると言われている。
 呼吸が浅いということは、酸素が足りない。
 酸素が足りないということは、酸欠ということ。


 ミツルさんが語る、呼吸についての講演会。
 まもなく開催です。
 気になるひとは是非

 こんなこと言うと怒られる気がするんだけど
 たぶん
 きっと
 呼吸こそが、無償で健康に近づけるヒケツなのではないか……と、わたしは思っている。

▼詳細、お申込みはコチラ


 そして、今日の記事を読んで、ミツルさんの施術(アスケア治療院)に興味を持った方。
 ミツルさんは絶対に、あなたを見捨てず、最後まで話を聞いてくれます。
 わたしのお墨付きだから、まずは問い合わせだけでもお気軽に!
 質問だけでも構わないって言ってたよ。信じて!

▼LINEやDMで。ミツルさんに繋がれば何でもOK◎


▼わたしのお墨付き

 ミツルさんと一緒に、”生きやすさ”についてたくさん考えてきたけれど
 やっぱり、情報を”取りに行く”とか、健康のために行動することが必要で
 もちろん!わたしは、それすらも面倒くさいって思うタイプではあるわけだけれど
 何もしないってことは、健康を諦めるってことになっちゃうのが現実なんだよね……と、少しずつ受け入れる今日この頃です。

 健康になりたい身体が、あんまり弱っていると行動することができないので、まずはしっかり休むこと。
 そして「あと一歩だけ前に」一緒に頑張りたいな、と思ってくれたら、引き続きこのマガジンで、ミツルさんと一緒に勉強できたら嬉しいです!

 2024年5月25日 ねる


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