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【教えてミツルさん】講演会、やってみてどうだった?

 わたしの名前は、ねる。
 怠惰でありながら、健康を諦められない女。

 どうしてひとは、ラクをして求めてしまうのだろう。
 こんなわたしでも、健康に近づける方法はないか。
「自分に合った"生きやすさ"がありますよ」と提案してくれたのは、鍼灸マッサージ師のミツルさん。

 ミツルさんと一緒に、"生きやすさ"をテーマにたくさんの情報をまとめてきました。
 やっぱり、健康って空から降ってきたりしないから。
 情報を、取りに行かないと!

▼ミツルさんと書いた記事(まとめマガジン)


 そんな"生きやすさ"の伝道師、ミツルさんですが、単独講演会「呼吸講座」を開催しました。
「生きやすくなる呼吸の話」
 みんながしている呼吸の中に、息のしやすさの中に、生きやすさがあるのではないか。

▼講演会のこと

吹き出しの中を担当させていただきました!

▼呼吸についての話

▼講演会の感想文


 今日は、こちらの講演会 #526呼吸 の、あとがき。
 カーテンコールも終わったあとの、ミツルさんの素顔に迫ります。




(松永)
 先日は講演会お疲れさまでした!  大盛況でしたね。

(ミツルさん)
 ありがとうございます!
 76人もの方に来ていただいて……本当に有り難い限りです。

 そんなにたくさんだったとは……すごい!!
 会場も、大いに盛り上がりましたもんね。終始あたたかい空気でした。

 今日はそんな講演会のあとがきというか、話したかったけど盛り込めなかった内容とかをお伺いしたくて……
 の前に、どうしても聞きたいことがあって!

 講演会の内容、直前にゴソッと変えたって言ってましたよね?

 そうなんですよ。
 話したい内容があって、講演会をやろうって決めたんですが。
 直前になって、違うなというか……話が大きくなり過ぎてしまっている感じがしてしまって。
 前々日くらいに、内容を大きく変更しました。

 最初に話そうとしてた内容って、どんな感じだったんですか?

 もっと呼吸について根本的な部分をお話しするつもりでした。
 解剖とか生物学とか、生物の教科書みたいな感じかな。
 そもそも、「生物としての呼吸に立ち返ろうぜ」って気持ちだったんです。
 生物として呼吸をして、二酸化炭素を吐き出す。吐き出された二酸化炭素を植物が取り込んでゆく……
 結局、呼吸と一体化するのは、地球と共に生きてゆくことである。っていう感じで

 おおっ、なるほど! 確かにそれだと、ちょっと規模が大きいというか。自分事にしづらいかもしれない

 そうなんです!
 だから、話の主軸を地球規模から、自分規模へ。

 自分の吐いた二酸化炭素が植物にどう影響を与えるか。なんて言われても、ピンと来ないと思って。
 その前に、自分のカラダや日々の暮らしや、みなさんの悩みや不安がある。
「健康でいましょう」という思想よりも
「いまある呼吸と"生きやすさ"を大切にしたい」という気持ちで
 地球規模や環境の話は最初と最後だけにして
 あとはみなさんにとって、身近に思ってもらえる話題を選んでゆきました。

 事前に勉強させてもらっていた二酸化炭素の話から、環境や生物の話
 ミツルさんの経験から、仏教思想やシステマ(ロシアの武術)まで!
 かなり幅広くいろんな話が聞けて、めちゃくちゃおもしろかったです。あれもこれも、いろんなことが繋がっていくのがとにかくおもしろい。「そんなのも関係してるの?」「そこもっと詳しく聞きたい!」って思える話題ばかりでした。

 ありがとうございます。
 講演会は、様々な分野の方からご好評いただいたいて嬉しかったですね。
「よくここまで調べてまとめてきた」って

 わたし、今回お話ししていただいた内容に関してはまったくの素人なんですけど……今回の講演会のどの辺がすごかったんですか??
 もちろん! ぜんぶおもしろかったんですけど。

 例えばなんですが、わたしが楽譜の読み方と説明したら「わかりやすい」って言ってもらえるかもしれませんが、ググれば書いてある。オリジナリティはないし、有識者を前にしたら「知ってるよ」って言われちゃう。
 だからこそ、「様々な分野の方からご好評」の意味を知りたいなあ。と思って

 やっぱり、宗教と戦闘術が入っていた。というように、「情報が横断している」
 もちろん、教科書に書いてあることも、調べればわかる情報もたくさんお話ししました。
 でも、地球の話から、お部屋での過ごし方、そして身体の中身の話まで。
 ミクロからマクロへ広げ、繋げてゆく。
 今日の話題がひとつになった本はないよね、って褒めてもらえたのは嬉しかったです!

 なるほど。オリジナリティってそういうことか!!
「オリジナル」って「自分自身だけのワザ・誰にも真似できないこと」って意味だと思ってりしたんですが……楽譜にない音を弾くことが個性だと勘違いしちゃうみたいに。

 でもそうじゃなくて、数多ある事実をミツルさんらしく繋げてゆくこと。これがミツルさんの素晴らしいところだったのか。すごい納得です!

 治療院の患者さんも来ていただいてたんですが、同じようなことを言われました。「いつもの雑談って、こんなにたくさんの引き出しから、合いそうな話題を引っ張り出してくれてたの?」って

 そうそう! ほんとそれ!
 ミツルさんはいろんな角度から話してくれるからさ、わたし嬉しくてなんでも聞いちゃうんですよ。それも、「これが正解」って押し付けてこないから。
 いろんな情報提供をして「一緒に考えよう」って言ってくれるのが、ミツルさんの本当に良いところで、有難いところだなって思います。

 ほんとですか? ねるさんのその言葉、本当に嬉しいです。

 実は、ここまで自信満々に話してきたように見えたかもしれませんが、講演会のあと実はしばらく落ち込んでいて……

 えっ? まじで? どうしたんスか? めっちゃ大好評だったじゃないですか!

 見に来ていただいた方から、ご意見をいただいたんです。
「そんなにたくさんの選択肢を与えると、選びづらくなっちゃうんじゃないの?」って。

 講演会というと、「ひとつの答えに進むこと」が求められていたかもしれません。
 もしそれが求められていたとしたら、自分は答えられていなかった。と思うと、ショックでしたね……

 「講演会」と銘打ってしまうと、そういう考え方やご意見もあるのか……
 確かに、多くの講演会のスタイルは「登壇者の持っている正解に導いてゆく」場合が多いから、来た人もそれを望んでいたかもしれない……って考え方もありますよね。

 そうなんです。
 だからこそ、もう少し上手くやれたかもと……
 シンプルに落ち込みました。

 でも、ここまで(講演会終了から約2週間)悩んで、答えが見つかった気がして。

 例えばなんですが、ねるさんはスガシカオが好きですよね?

 そうです。めっちゃ好き! ライブとか行きます。

 ライブ中にスガシカオが自分の方を見たときに、「目が合った」と感じるかもしれない。
 でも、実際にこちらを目が合っていたかはわからない。

 そうですね、それは絶対にわからない……ですが、
 ぶっちゃけ、わからないままでいい!
 こっちを見てくれた。っていうのが嬉しい!

 極端な例えかもしれませんが、僕の講演会もそれでいいと思えたんです。

 事実や事象に対して、自分がどう感じるか。
 さっきのねるさんの立場だったら「どうせこっちを見たのは気のせいだ」とか、「目なんて合うわけない」と考えることもできる。
 でも、ねるさんは「こっちをみてくれたことが嬉しい」と感じる。

 そんなふうに、選択の"可能性"を与えることを是とすること。
 自分が伝えたかったことは「答えに向かう講演会」ではなくて、「答えを見つけるための選択肢を広げる講演会」だったんだ。って

 それがね、本当にミツルさんの良いところだと思います!
 講演会の中でも、ミツルさんが大切にしている部分ってアプリ開発のところで、「患者が自分で考えていない」「治したいとは限らない」と、患者さんの目線に立ってお話をしていたところだと感じました。

※アプリ開発の話=表情などを読み取って、最適な治療法を提案するアプリの話

「一緒に考えていこうぜ」っていう姿勢でいたいんです。

 乱暴な言い方になってしまうかもしれませんが、健康になるもならないも本人の自由。
 歩けるようになることを健康と呼ぶ人もいれば
 全力疾走できない身体を不健康と言う人もいる。

 そして、健康っていうのは、自分から行動して情報を取りに行かなければいけない。
 たくさんある情報の、選択肢のひとつであり、
 "あなた"にとって、幸せに向かう答えを見つける手助けをしたい。
 今では、そんなふうに考えています。




 何度も同じこと言いますが、わたしはミツルさんが「ねるさんの場合は」と言って、わたしのための生きやすさを提供しようとしてくれたこと、心から感謝しています。
 そして、これからも一緒に健康について考える「自分の人生を良くするチーム」のひとりであって欲しい。RPGでいうならば、白魔導士とか僧侶。ミツルさんがいるから、先頭のわたしが安心してガツンと攻めてゆける。みたいな。

 何より、今回の講演会は最初に「今の呼吸も、これからの呼吸も正解です」って言ってくれたことが、何より有難かった。
 ついつい自分の間違いや、他人との比較をして落ち込んだりしちゃう。
 でも、わたしたちは既にいつだって、「自分のための呼吸」をしている。
 それを、「より快適にしていく方法を一緒に考えていきましょう」って言ってくれるのが、ミツルさん。

 そんなミツルさんと一緒に、尋ねて学びながら、「生きやすさの選択肢」を書くことで提供していきたい。
 あなたにピタッと寄り添える答えにはなれないかもしれないけれど、優しい選択肢のひとつになれますように。

 次の、【教えてミツルさん】でお会いしましょう。


 2024年6月30日 ねる


▼(再掲)講演会感想文

▼(再掲)ミツルさんと書いてきた記事


▼当日お配りしたフライヤー
(デザインのお手伝い担当させていただきました!)

講演会の内容を、お土産にできるように。
という、ミツルさんの心遣いでした。

▼ミツルさん

▼アスケア治療院の使い方

▼わたしが書いた、治療院の使い方


▼質問や、ミツルさんに聞いて欲しいことなど。なんでもお気軽に!


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