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【教えてミツルさん】怒んないから、話してごらん?

 わたしの名前は、ねる。
 毎日がとにかく眠い女。

 兎にも角にも、日々を気合いで乗り越えてしまい、
 それでもいつも、何かがが足りなくて、全部が怠惰なせいで、物事が進んでゆかなかった。
 やる気が出ないのは、うまくいかなきのは、怠惰になってしまうのはわたしのせい……
 まるでいつかは、宇宙に空気がないのもわたしのせいになっちゃいそうな。

「ねるさんのせいじゃないですよ」

 わたしの手を引いてくれたのは、鍼灸マッサージ師のミツルさん。
 病院で、これ以上治療ができないと言ったヤマイ(コロナ後遺症)にも向き合ってくれて、わたしが、みんなが、生きやすくなるように、言葉を紡ぎ、施術で繋いでくれた人。
 ミツルさんと会うと、息が深くできる。

 そんなミツルさんが、わたしたちに伝えてくれた呼吸講座「生きやすくなる呼吸の話」も記憶に新しい。


 ミツルさんとは、施術とは別に時間を作ってもらいながら、雑談ベースでわたしの質問に答えてもらっていて
 それが今まで書いてきた「教えて、ミツルさん」のシリーズなんだけど

 お話ししている中で、ちょっと気になっていることがあって。

 いつも救ってくれるミツルさんに
 今日はわたしが、手を差し伸べたい。




(ねる)
 実は、今日もうひとつ聞きたいことがあって

▼ひとつめに解決した問題はこちら

 このあいださ、「これからは施術よりも登壇を増やしたい」って言ってたじゃないスか。
 ミツルさん、おしゃべりめっちゃ上手いし、聞きたいことも話してもらいたいこともあるから大賛成なんだけど。ひとつだけ気になることがあって
「あのひと、そろそろ来てくれないかな?」の話

(ミツルさん)
 言ったね〜
「そろそろ、○○さん施術に来てくれないかな」って思うってことは
「○○さんの不健康を願ってることなんじゃないか」って気づいちゃった、ってやつね。

 そうそう!
 わたしそのときは、「美容院と違うもんね」って言ったと思うんだけど。

 でもやっぱり、美容院と一緒だと思って!
「前回のカットから3ヶ月経ったけど、そろそろどう?」って担当さんがいつも連絡してくれて、その裏には「予約取ってくれ」「店に来てくれ」があるのも、もちろんわかってる。
 売上だって大事だよ。
 でも、担当さんの根っこの気持ちって「髪の取り扱い大変になってないかな?」っていう気遣いだって信じてる。

 ミツルさんも根本的には同じだと思じで。「そろそろ来ないかな」って気持ちは、「ねるさん困ってないかな?」って意味だと思うの。
 そして、「元気だといい」って思ってくれてるでしょ?

 だから今日は、患者代表として聞かせて欲しい。
「そろそろ来ないかな」っていうのは、前回具合が悪そう(あるいは定期的に具合が悪くなる)なのに、前回から予約が空いちゃってるってことだよね?
 久しぶりの予約って緊張しちゃうんだけど、そういうのって気にしなくて大丈夫?

 ぜんぜん大丈夫! 何も気にしなくてOK!
 来なかった期間、元気に過ごしてくれてたらいちばん良いよね。

 それがまた、どこか悪くなっちゃったら「どうしちゃったの?」って話を聞きます。
 いつ、どんなときであっても。その瞬間の状態から、生きやすくなるための提案、施術をします。だから、安心してご予約くださいね。

 予約しづらくなる心理っていくつかると思うんだけど、わたしの場合は「言われたことできなかった」っていうのあるんだよね。練習してないからレッスンに行きたくない。みたいな。
 実際に、予約入れたあとに具合悪くなっちゃって、何もできずに青葉台に向かったこともある。情けないやら、申し訳ないやらで……
 セルフケアを教えてくれるのが、ミツルさんのいいところなのに

「先生ごめん、何もできなかった」
 これも、よく言われるセリフのひとつなんだよね。

 でも本当に、何も気にしなくてOK!
 しんどいときにこそ、ちゃんと頼ってください。

 ミツルさんの、「しんどいを否定しない」姿勢、わたしは本当にいつも救われる。
 そういえば最初から、「執筆中に姿勢を良くするのは無理だろうから、リラックスしてるときから試してね」って言ってくれたよね。
 しんどいとき、集中しているときには頑張らなくていい。できるときだけでいい。っていうの、わたしはすごい救いだった。

 みなさん「できませんでした」っていうけれど、それって「やりませんでした」じゃなくて、「やれませんでした」だったと思うんだよね。
 できないことには理由がある。
 仕事が忙しいとか、疲れてるとか、生活にうまく取り込めないとか。
 あるいは「やりたいと思えない」とかね。
 サボりたいのにサボってたわけじゃない。
 だから怠惰だと落ち込む必要も、自分を否定する必要もないんです。

 しんどいからこそ、「生きやすさ」を目指すわけですけれど
 しんどい中、頑張るのって簡単なことじゃない。

 だからこそ、一緒に考えていきましょう。
 どんなやり方なら、どんな時間帯なら、あなたの生活に生きやすさを取り入れていけるのか。やりたいと思えるようになるのか。
 当たり前ですが答えはひとりずつ違うので、みなさんの生活習慣に合った提案をさせていただいています。

 以前の話で、「健康は取りに行く」っていうのがあったよね。本当にその通りで
 わたしたち患者も「健康になるために、どこまで行動できるのか」は考えたほうがいいよね。
 考えることができないときは、何も考えずに寝たり、病院や治療院を頼ってもいいけど、ずっとそれだといけないんだよな〜

 そうそう!
「元気になりたい」「活動的になりたい」
 あるいは「走れるようになりたい」って人もいるから、その人に合わせて、ってそういうこと。
 患者さんに考えて、決めてもらわなきゃいけない部分が出てくることもあります。
 そこも含めて、一緒に考えていけたらいいと思っています。

 そこでできなくても、怒ることはないです。
 治療は教室じゃないし、
 鍼灸マッサージ師は、鬼コーチってわけじゃないですから。

 わたしも色々アドバイスしてもらいました!
 眠る前の呼吸とか、簡単にできることも多かったんだけど、なかなか生活に根付かなくて……
 でも、「しんどいときには鼻呼吸」は、魔法みたいに意識できてる!
 逆に、口呼吸になっている場合はちょっとしんどくなってるな。とか(わたしの場合)
 たぶん「しんどいときに助けになる方法」のほうを知りたかったんだと思う。

 あと、コーヒー淹れるときは絶対にスラックレールに乗ってる!(体幹を整えるアイテム。いつか記事化してきちんと紹介します)
 スラックレールも、足踏みとかするのはしんどいから……「基本乗るだけでOK」それは実践できてる!
 これはとにかく、めっちゃラクなやつね。
 乗るだけでいいし、生活にも根付いた。

▼ミツルさんの紹介する"スラックレール"

 治療院って、身体の良い状態を知る所だと思っているんです。
「こうすればこうよくなるんだ」というのを施術で体感して、
 その状態を、長く保つにはどうしたらいいか。

 その都度、最適のセルフケアを提案させていただきますが、実際の生活の中でできない環境や体調であることも理解しています。

 うまくいかなければ、別の方法を考えましょ。
 その繰り返しが、「生きやすさ」にたどり着くことになればいいと考えています。

 ありがたい……本当に有り難いです。
 こんなに気軽にミツルさんと話しているわたしでも、実は弱っているときこそ足が遠のいちゃったりしてたの。行っていいのかなとか、久しぶりになっちゃったしとか、自分の体調を説明できない。言われたことをできていない、とかね。
 でも、そういうときこそ頼ればよかったよね!

 「怒んないから話してごらん」、いつもそんな気持ちです。
 大丈夫、何でも安心して話してください。うちは個人員だし、他に人もいないから、比較的話しやすい空間だと思います。

 初診の方、別の治療院に行っている方も何も心配しなくて大丈夫!
 心配な方は、LINEで一度お話ししましょう。

 あなたの人生の"生きやすさ"を一緒に考える、チームの一員だと思ってくれたら嬉しいです。

▼アスケア治療院のLINE




「不幸を願っているみたいで」と言っていたミツルさんのこと
 実はずっと気になっていて。
 今日は、このことを書けてよかったです。
 不幸を願ってるなんて、そんなわけないよ!!

「おみやげをくれる=セルフケアの方法を教えてくれる」のはミツルさんのすばらしいところですが、
 その反面「何もできなかった」って思っちゃうのは、わたしだけじゃない。
 だから、どうか心配せずに。
 怠惰だからじゃないよ!
 具合が悪いからなんだよ。

 あなたの生きやすさに繋がることを願っています。

▼ミツルさんのアスケア治療院に興味がある方は、こちらもご参照ください。
 治療院の選び方、「アスケア治療院」の考え方。
 書かせていただきました。
 LINE以外の、各種DMなどでもお問い合わせOKです◎

▼ミツルさんの教え
(呼吸講座での配布資料。呼吸は、みんながしていること、できること)

まゆさんと一緒にデザインさせていただきました

▼まゆさん


▼ミツルさんと一緒に書いた記事


▼こちらの記事で、わたしのnote紹介していただきました。多謝!
 生きやすさの学びがたくさんあるミツルさんのnote
 ぜひ覗いてみてね。


 今回のインタビューは、「聞かれなきゃ語らないこと」だったように思えて
 だってミツルさんが、何の脈絡もなく「怒んないから話してごらん」って言わないと思うし、自分で「怒んないよ」っていうのと、わたしが「怒らない人だよ」って紹介するのはぜんぜん違うと思う。

 そんなインタビューを書きたかったの!
 そのうえ、ミツルさんとあなたの役に立てた気もする。
 夢が叶いました、ありがとうございます。

 感想や、ミツルさんに聞いて欲しいことなどありましたら、気軽にお声掛けください。

 2024年6月14日 ねる




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