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ここにある幸福は、嘘なんかじゃない

寝れなくてもごろごろしている時間が、ハイパーしあわせ

5月19日のわたしのメモ。
それも、時間は「13時15分」だから、起きたほうがいい。
そりゃあもう、寝れなくて当然です。

眠ることが好き、というか
もはやわたしの人生に於いては「重要」だと思っている。

ストレスの発散方法が、食べることだったり買い物をすることだったり、おしゃべりをすることだったり、おしゃれをすることだったり
人にはいろいろあるのだと思うけれど、わたしには「眠ること」だった。
寝て起きれば、だいたい気が済んでいる。
意識を一度失うことは大いなるリセット。または、強制終了。
そういう時間が、どうしても必要だった。

だから「重要」だし、それは「必要」なことではあると理解している。
「時間があるときにやりたいこと」は寝ることで、それはもう否定しない。

だけど、「眠ること」が「やるべきこと」ではない、というときは、たくさんある。
「やるべきこと」をやらない、ということは、長期的に見れば自身の首を絞める。
そんなことはもう、わかっている。
タスクは貯まるし、貯まるほどやる気を失う。
なにより「やらなかった」わたしを、いつか責めてしまうかもしれない。

そんなことまで理解してなお、眠ることはいまでも「ハイパーしあわせ」だと思う。
眠れなくてごろごろしている時間もまた、善いのだと思う。
眠れない、ということは「大好きなベッドやソファーに長時間いられる」ような気がして、むしろ悪くないような気さえしている。

IKEAで買った約500円のまくらも、わたしをしあわせにしてくれている。
なんだかふかふかしていて、「ホテルのまくらみたい」とうっとりする。
ホテルなんて、ほとんど行ったことがないのに。

「やりたいこと」と「やるべきこと」は、違う。
眠りたいからってずっと眠っているわけにはいかないし、
ケーキが好きだからって、毎日とか毎食食べるわけには、やっぱりいかないんだと思う。

でも、だからって、
多量摂取を推奨されないものだって、
「やるべきこと」を後回しにしていたって、
いまの幸福が、否定されるわけではない。

幸福ってもっと、素直に受け取ったっていいんじゃないかと思う。
ダイエット中のケーキだって、絶対に美味しい。

わたしは噛み締める。
まくらを抱きしめて、幸福を確認する。
そうしてまた、走り出せばいい。

いまのわたしを許して、未来の自分を少しだけ信じて、
いろんなことを後回しにしがちなわたしは、いつもそんなふうに眠っている。





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