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2020_1129_臆病ワルツ

松永紋華
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舟は、もう出てしまった

片道の切符だけを、握りしめ
水飛沫をあげて
名前だけしか知らない、街へ

僕は、不安で息を呑む

それでも、
旅立った港を、見送る

あの港に残ったとしても
きっと、不安なままだったから

僕は今日、
寂しさを抱きしめたまま
未来の白地図を、静かに見つめている

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