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【子どもに教えてあげたい!】「失敗」することの本当の「価値」とは。

「当たり前でしょ!」がひっくり返る瞬間がめちゃくちゃ好きなJUNです。

小学校の教師は、基本的に全ての教科を教えるのですが、「特に!」という専門教科をもっている場合があります。

僕の場合は、多くの時間を「社会科」に費やしました。

その理由は、「世の中の『普通』が『普通じゃない』という気づきがもらえる」からでした。

社会科の授業をつくる上で、専門家の方々にお話を聴かせていただくのですが、「きっと、こうでしょ。」という自分の思い込みを覆される瞬間の嬉しさったらありません。

「なるほどなぁ。社会っておもしろい!」とハマっていったのです。

本日は、そんな話題。

きっと、「勉強法」や「成功法則」というものの一部は、みんなが思っている「普通」とは若干違っているパターンもありえます。

しかし、「違うよ!」と言われないため、なんだかんだありつつも信じたまま大人になっていく。

そんな以外な「事実」をご紹介しますので、子どもさんにもこっそり教えてあげてくださいね。

▼「失敗」の本当の「価値」とは。

前段を長々書いて盛り上げてしまったので、これから出す内容から「えっ、そうなの!以外!」という皆様の反応を引き出すことはここで諦めさせていただきます。

試しに、考えてみてください。

「1975年の世界初の人工衛星の打ち上げに始まり、その後の約50年間に世界の30の組織によって行われたすべての打ち上げを追跡した。」

という壮大な調査が行われました。
#OPTION B

「この調査の目的は?」というと、

「ロケット打ち上げの成否を予測する因子を見つけること。」

にあったのです。

さて、この調査からどんな成功法則が見つかったと思いますか。

実は、

「成功させる確率が高いのは、過去の打ち上げで失敗した回数が多い政府や企業だった。」

というから「え~、意外!」ではないですか。

そう、「失敗回数が多いほど、次のチャレンジに成功する可能性が高い」ということが分かったのです。

さらにさらに、「失敗の規模」にも関係していました。なんと、

「小さな失敗をするよりも、ロケットの爆発を経験した後の方が成功確率が高まった。」

というから、「え~、意外!!」でしょう!!

しかし、その法則は、何となく分かる気もします。

「ちょっとしたミスよりも、大失敗した後の方が、『気を付けないと!』という気持ちは大きくなる」なんてことありませんか?

「同じ間違いは許されない。」なんてプレッシャーがあると、必要以上に何回もチェックするなんてこともありますよね。

この調査が僕たちに教えてくれるのは、

「失敗というのは、決して悪いことではない。チャレンジをして失敗したからこそ、次のチャレンジでは、もっと自分が成長する。」

ということなのです。

これは、子どもさんにぜひ教えてあげたいことですよね。

▼まとめ。

本記事では、「いいから、取り敢えず失敗しよう!」という内容をまとめました。

決して、投げやりになった訳ではありません。

過去記事にも書きましたが、「子どもらしさ」は、「とにかくやってみる!」というチャレンジ精神です。

そして、親御さんにできることは、

「どうして、今回はうまくいかなかったと思う。」

という「失敗から学びを得るためのフィードバック」です。

貴重な「失敗」を何気なく笑い飛ばすだけで終わりにするのはもったいないですからね。しっかりと言語化して、次に生かすことができるよう、手をかしてあげましょう。

その「失敗」の積み重ねこそ、子どもさんの成長を支えているのです!!


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