見出し画像

【うそのような本当の話】子どもの「やる気」をアップする先生との〇〇とは。

今一番やってみたいことは「座禅」であるJUNです。

「いつか、時間ができたら。」と密かにその時を待っているのですが、まだまだ時が満ちる様子はありません。

早速の余談ですが、NBAのスター選手である、シャキール・オニールさんが17歳のときのこと。

自信を失くして合宿から帰宅。母親にはげまされたのですが、気持ちが落ち込んだままのオニールさんは、「いまは無理、あとで。」と答えたらしい。

その言葉を聞いた母親は、

「『あとで』が誰にでもあると思うな。」

と言い放ったそうです。
#才能の科学

その言葉で奮起したオニールさんは、ビッグプレーヤーの階段を登っていくのです。

本日は、そんな話題。

誰しも「やる気」は、上下するもの。

しかし、確かな「結果」を残したいのであれば「やる気」というのは、間違いなく必要不可欠となってきます。

そんな超絶大切なものが、「教師との〇〇」といった意外な条件で上がるというのですから、不思議なもの。

では、〇〇について書いていきますね。

▼子どもの「やる気」をアップする、教師との「〇〇」とは。

もったいぶって「〇〇」としましたが、ここで答え合わせ。

まさかの「〇〇」とは、

「関係性」

なのです!!

分かります。まだ「?」ですよね。

しかし、そんな難しいものではありません。

例えば、

「誕生日が同じ!」
「趣味が同じ!」
「好きなマンガが同じ!」

といった、「私と同じ〇〇があること」で、なんと子どもの「やる気」がアップしてしまうことが分かっているのです。

これを確かめたのが、心理学者のグレッグ・ウォルトンさんとジェフリー・コーエンさん。

彼らは、イェール大学の学生に、数学の「解くことができない問題」を与えました。

ここからがおもしろいところ。

実験に参加する前に、「数学についての予備知識を与える」という名目で、ある文書を読んでもらったのです。

その文書の内容はあまり関係がなく、ある一部分だけがグループによって変更されました。

その一部分とは、「誕生日」だったのです!!

その結果は、さらにおもしろいことになっています。

なんと、

「数学が得意な人と同じ誕生日だと知った学生の方が、そうでない学生に対してモチベーションが爆上がりした!」

というから驚きですね。

具体的には、「誕生日が同じと知った学生」は、「解けない数学の問題」に対して、

「65%も長く取り組んだ!」

というのです。

解けないのにも関わらず、諦めることなく粘り強く取り組んだ健気な学生たち。その「やる気」の源泉は、「誕生日」という「つながり」だったのです。

さて、これを「学級」という場所に応用して考えてみましょう。

さすがに、「先生は誕生日がいっぱいあってね・・・。」というのは信用失墜行為でしょう。

だからこそ、子どもたちと世間話をする中で、

「えっ、先生もそのYouTuber見てる!」
「えっ、先生もそのボカロ好き!」
「えっ、先生もマイクラはまっててさ!」

というように、何かしらの「関係性」を構築していくことは、馬鹿にできない手立てなのです。

もちろん、うそはいけません。

だからこそ、思い切って若者文化に触れるということも仕事の1つかもしれませんね!

▼まとめ。

本記事では、「子どものやる気をアップするのは、先生との関係性」という内容をまとめました。

「お気に入りの先生の担当授業だけ成績が上がる」なんて”あるある”状態も、この「関係性」のおかげかもしれません。

ぜひとも、上手に子どもたちとの「関係性」を築きつつ、子どもたちの「やる気アップ」につなげてくださいね。



▼「GLSサポーター」として一緒に活動しましょう!

僕たちの「GLS」は、皆様からの「サポート」で運営されています。

例えば、「子育て」や「教育」に興味・関心のある方は、「サークル参加」なんてのはいかがでしょう。

もちろん、週1回投稿される「GLSの活動記録」を読みつつ、「GLSが成長していく様子」を読んでいただけるだけでも構いません!!

さらに、「マガジン購読」でも子どもたちの活動を「サポート」することができます。

毎日、情報をシェアする中で、「おっ、これは、ちょっと賛否を呼びそうだ!」とか、「これは、ちょっと僕のバイアス強めだぞ!」という偏った内容を発信しております!

月1ではなく、思い立ったときに、ちょこちょこ書いておりますので、マニアックな情報をあたたかく受け入れてくれる方は、こちらをどうぞ。

ぜひとも、「子どもたちの未来への投資」をよろしくお願いします!!




いただいたサポートは、地域の「居場所」へ寄付させていただきます!