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【勉強法】「午前中」に勉強した方が良い理由。

「疲れすぎて変なテンションになってきた。」

みたいな状態に陥ったことがあるでしょうか。

「何の話?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、

本日は、「意志力」の話でございます。

冒頭に書いた「変なテンション」は、もしかすると「意志力」を使い果たしたことによって引き起こされているかもしれないのです。

そう考えると、この「変なテンション」と、「午前中勉強法」がどうつながってくるのかは、うすうす見えてきますよね。

ぜひとも、続きを読んでみてください!!

▶「変なテンション」に隠された「自我消耗」とは。

あなたは、「自我消耗」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ざっくり紹介すると、

「様々な要因により、『意志力』を消耗し、セルフコントロールを欠いた状態。」

とでもしておきましょう。

そして、あなたが「変なテンション」になった「あの日」を思い出してみてください。

人によっては、「残業をしてくたくたに疲れ切ったけど、まだ仕事が残っているとき。」であったかもしれません。または、「文化祭の準備のために学校にこもって徹夜で作業をした夜。」の淡い思い出でもあるでしょう。

絶対にないのは、「十分に睡眠をとってすっきりと起きた朝。」からいきなり「変なテンション」になることはないはずです!

何を言っているかというと、

「すっきり起きた朝を『意志力MAX』とすれば、そこから少しずつ『意志力』を削っていき、もうあまり残っていない状態になったとき、『変なテンション』になる。」

ということなのです。

言い換えると、

「『変なテンション』というのは、『意志力』を大分消耗し、『セルフコントロール』を欠いた状態。」

と言えますよね。

このように、「意志力」を欠くと、

「楽しいことや悲しみ、恐怖などの感情や痛みを感じやすくなる。」

なるのです。
#スピリチュアルズ

きっと、若かりし頃の自分を想起してもらえると、納得していただけるのではないでしょうか。

では、このような「変なテンション」状態の人に「さて、今から明日のテスト勉強をしようか。」と提案したら、素直に取り組んでもらえる可能性は皆無でしょう。

そんな話題を次章で紹介しますね。

▶「午前中」勉強のすすめ。

ここまで読んでいただいたのであれば、「なぜ、午前中に勉強をした方が良いのか。」という答えは分かってしまったと思います。

そうです、

「『意志力』が残っている状態で勉強に向かった方が、『セルフコントロール』により、学習効率が上がる。」

からですよね。

様々な出来事によりこつこつと「意志力」を消耗してからの「勉強」では、「自分の注意力が逸れた状態をもとに戻す。」という「セルフコントロール能力」を発揮することはできません。

「変なテンション」まではいかなくても、「今日も1日疲れたなぁ状態」で勉強へ取り組んで、長時間集中するというのは、「勉強することを心から待ち望んでいた。」というモチベーションでなければ難しいのが現実です。

だからこそ、「勉強効率」を「時間」や「問題数」で測ってはいけません。正しいのは、自分が決めた目標をさっさとクリアし、「自分が一番リラックスできる時間」を過ごしながら、「意志力の回復」に努めることなのです。

ちなみに、意志力を使うことの代表選手と言えば「ダイエット」でしょう。ちょっと乱暴になりますが、「ダイエット」をそれなりの効果に導く方法に興味がありましたら、ぜひサークルへご参加ください!

ただ、僕の興味は、「勉強法」方面ですので、「ダイエット」については、他のnoterさんの方が詳しいと思いますが・・・。

▶「意志力」を消耗させない親御さんのかかわりかたとは。

話は逸れましたが最後にご紹介するのは、勉強を支えている親御さんの関わり方の話。

僕もそうなのですが、「分かっていることを教える」というのは、最大級に難しい。

なんせ、「できる人」からしてみたら「まだできない人」の「何ができないのか。」ということが分からないのですから。

そんなことを前提として、親御さんの関わり方で大切にしたいのは、

「いらいらしない。」

ということです。

「いや、それは難しい!」と思われましたか。僕もそう思います。

どういうことかというと、「親御さんがいらいらしている。」という状態を子どもさんが察知すると、

「親御さんの機嫌に対して子どもの脳のリソースが使われる。」

といった元も子もない状態に陥ります。

「この問題ができなかったら一喝されるかな。」

という不安がよぎったのであれば、もうその「不安」に対して、本来勉強に向かうべき注意力が使われているのです。

だからこそ、親御さんの「心の状態」は、子どもの勉強効率に直結してくるのです。

さらに、付け加えておくと、

「子どもの世界にだっていろいろある。」

ということも頭の隅に置いておきましょう。

人間だれしも毎日ハッピーとはいきません。「学校でうまくいかなかった経験。」が頭の中でぐるぐるめぐりながら勉強へ臨んでいる。という日もあるでしょう。

そんな日は、「いつも」とはちょっと違った反応を見せるかもしれません。そんな時に、

「昨日はできたのに何で今日はできないの。」

とか、

「しっかり集中しなさい。」

なんて言い放ってしまったらどうでしょう。確実に言えるのは、「良いことはなさそう。」ということ。

「子どもにだっていろいろある。」ということを少しだけ親御さんが気にかけてあげてくださいね。

▶まとめ。

本記事では、「『意志力』を使いこなそう!」という内容をまとめました。

「意志力」の難しさは、「知らず知らずのうちに使っていること。」と、「どれくらい使ったのかが分からないこと。」ですよね。

とにかく、自分にとって「余計」と思うことがあれば、徹底的に削ることを心がけましょう。そして、さらに大切なことは繰り返しになりますが、「自分がリラックスできる時間」の確保です。

ぜひとも、子どもさんにも自分の「意志力」の使い方をアドバイスしてあげてくださいね。


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