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「興味がないから。」と、簡単に言わない方がいいよという話

研修会に参加して、「多様性」についてごりごり考えてきたJUNです。

学んだことをざっくりまとめると、お決まりですが、

「多様性を受け入れるには、子どもの頃から多様な人・価値観との交流を経験した方がいいよ。」

ということ。

事例を紹介されるたび、「そうだよなぁ。」と納得していたのですが、「あれっ、そういえば、いつしか同じようなことを読んだな。」と思い立ち、この記事にまとめておこうという魂胆でございます。

子どもたちの「価値観」にも影響するかもしれませんので、ご自身をふりかえりながら読んでみてくださいね。

▼「興味ないから。」と簡単に言わない方がいい理由

さっそく余談なのですが、我が自治体は、スポーツが盛んでして、サッカーも野球も応援するチームには事欠きません。

子どもたちの中にも、根っからのファンが存在しています。

気になるのは、「アンチ」についてです。

地元のチームを熱狂的に応援するのは、素晴らしいことなのですが、その反面、アンチのチームをボロカス言う子どもっていませんか。

ぼくが思うに、そのボロカスチームもがんばっていると思うのです。

しかし、なぜ、こんな純粋な子どもにボロカス言われているのか。

もしかしたら、「家庭環境」だと思いません?

「生まれながらの〇〇ファン」と豪語する人はいても、きっとファンになる”きっかけ”があったと思うのです。

もしも、家族が熱狂的なファンであれば、子どもも熱狂的になっていくのはうなずけますよね。

さらに、足しげくスタジアムに通い、相手チームをボロクソ言うような集団に身を置いたのであれば、相手チームをボロクソチームだと見る「固定観念」が生じても不思議ではありません。
#ボロカス
#ボロクソ
#どっちでもいい

このような「価値観の創造」は、なにもスポーツだけとは限りません。

勉強、読書、楽器、イラストなどなど、「特に教えたわけではなく、いつの間にか始めていた。」なんて振り返る親御さんもいますが、結構な確率で「家庭環境」が影響している場合があるでしょう。
#学校へ行き始めると友達の影響が強いよ

だからこそ、「環境設定」をする大人側が気を付けるべきは、

「興味ないから。」

と、簡単に切って捨ててしまう判断。

きっと、その判断を子どもさんがじ~っと見ているのでしょう。

もしかしたら見ているだけでは終わらないかもしれません。新しい出来事に対して「興味ないから。」と一刀両断という必殺技を習得してしまう可能性も捨てきれません。

人生を有意義なものとするためにも、「好奇心」は欠かせません。

言うまでもなく「好奇心」というのは、「新しいことに進んでチャレンジしていく力」とも言えます。

ぜひとも、「興味がない。」と捨て去るところを見せつけるのではなく、「おもしろそう!」とか「気になるからやってみよう!」という「環境設定」をしてあげましょう。

きっと、子どもさんの可能性を広げる一助になるはずです。

▼まとめ。

本記事では、「禁句『興味ないから。』」という内容をまとめました。

こんな記事を書いているぼく自身も一刀両断しそうなときがあるのです。

それが、「音楽」。

音楽の趣味って、自分が一番音楽を聞いていたいわゆる「青春時代」からあまり変わらないと言われているのです。

そんな調査を裏付けるように、子どもたちが「先生、これ聞いてみて!」ともってくる曲に、「いや、興味ないんで。」と言いたくなってしまう。

しかし、それではいけません。

子どもたちと雑談をする上で、「音楽」というのはかなりのポテンシャルを秘めていますし、時代に取り残されないためには、子どもの世界から生まれる文化にも足をつっこんでおく必要がある。

のどもとまで上がってきた「興味ないから。」をしっかりと飲み込んで、時代についていこうではありませんか。



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