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理想の「教師像」に隠された矛盾。~本当の「教師」を目指して~

「自分を信じる」ことを何よりも大切にしているJUNです。

はたから見ると「やりたい放題の自信家」に見えるかもしれませんが、本当のところは、「周りの目を気にする小心者」です。

そんな自分を受け入れた結果、「自分が成長するためには、まずは自分を信じることだ!」と言い聞かせ、「できない自分」を丸ごと受け入れ、「なるべくやりたいことだけをやる!」というスタイルになっていきました。

そんな「周りの目を気にする小心者」がnoteを始めた頃に書いた記事がこちら。熱心なnoterさんが、過去にさかのぼって発掘してくださっております。

「下書きに戻そうか。」

「いっそ、削除しようか。」

「いや、もうちょっと刺激をマイルドに・・・。」

などなど、ひたすら迷いましたが、こんなに「尖っていた自分」がいたんだということも「自分を受け入れる手がかり」ということで、

「思い切って、目立たせる!」

という手段に出てみました!
#ちゃんと頑張ってる

しかし、「尖りに尖りまくって自分のやりたいことばかり」で、「子どもの思い」とずれてしまっては元も子もありません。

だって、教師の仕事は「子どもの自己実現を支えること。」ですからね。

だからこそ、「周囲の目は気にしないふり」をしつつ、「目の前の子どもの将来」は、120%全力で考えています。

本日は、そんな話題。

こんな記事を敢えて書こうと思ったのは、まだまだ「周囲の目を気にする自分」がちらつくからです。

やはり「だれもやっていないこと。」とか「教師としての『当たり前』に沿っていないこと。」をしていると、小心者の僕は、「本当にいいのかな。」と思ってしまったりします。

ラッキーなことに、そんな「自分勝手な僕」の相方は、いつも僕の活動を応援してくれる人ばかり。「教師だったら・・・。」とか「普通は・・・。」とか言うことなく、「そういう考え方もあるよね。」と言ってくださるばかり。だからこそ、心を病むことなく「自分勝手」ができていると、感謝してもしきれません。

僕のように「自分を信じること」ができている人は、良いのですが、教師となった方や、目指している方には、

「理想の先生ってどんな先生なんだろう。」

とか、

「あの先生みたいになりたい。」

と思って、「自分のよさ」に目を向けることなく、「自分という最高の個性」をつぶして平均値を目指してしまう方が多くいらっしゃいます。そんな「個性の塊である先生方」に「こんな変わった考え方をするやつもいるのね。」と思ってもらえたら幸いです。

▶「理想の先生」像の矛盾とは。

僕もかつては、「みんなに求められる先生」を目指していました。

もともと「自分に自信がない。」ため、「受け入れられない。」ということが怖かったのでしょう。

そして、「みんなに求められるにはどうすれば良いのか。」と平均値先生を目指して日々努力を始めたのです。

もちろん、巷にあふれた「理想の先生アンケート」などが少しでも目に入ると食い入るように立ち読みしました。
#ちゃんと買え

しかし、気付いたのです。

「子どもたちは多様である。そして、教師も多様である。よって、子どもが求める理想の教師は、多様である。」

ということに。

そして、さらなる矛盾に気付きました。

僕が穴があくほど立ち読みした「理想の教師像アンケート」の調査対象は、小学生~高校生ばかりでした。
#ちゃんと買え

この調査の何が矛盾しているのかというと、

「教師の役割が、子どもの自己実現を応援すること。」

であれば、

「自己実現を達成した大人にアンケート調査をしないといけないのでは。」

ということです。

そうです。本当に「求められている教師像」が知りたければ、

「社会人として世の中を支えている人に対して、『あなたに影響を与えた先生はどのような先生でしたか?』」

と聞くべきなのです。

これだとアンケート対象がざっくりしていますね。「社会人」と言っても多様なので。そのような問題を本気で解消するなら、

「プログラマーに100人に聞きました!」

とか、

「起業家100人に聞きました!」

という感じで、「あなたに影響を与えた先生」「あなたが嬉しかった先生から応援された思い出。」とかを聞いた方が、現場の先生は、100倍役に立つと思うのです!
#100という数字の根拠なし

▶「教師」が意識すべきこと。

ここまで、「めちゃくちゃ自信家風」に、かなり上目線から記事を書いてきましたが、嫌いにならないでください。

でも、ずっとひっかかっていたのです。

「そんなんじゃ通用しないぞ!」

とか、言ってしまう人と、言われて傷ついてしまう子どもに。

そこで、ある視点を発見したので紹介します。それは、「人の本質を見抜く3つの視点」です。

①その人の「言動」をチェック。
②その人の「行動」をチェック。
③その人の「喜ぶこと」をチェック。

ずばり! この3点を見ることで、その人が「何を大切にしているのか。」が分かるというのです!

もはや、読んで字の通りなので説明不要かと思いますが、ざっくりと紹介させてくださいね。

人間の本質を見抜くためには、やはりその「気になる人」をじっくりと観察する必要があります。その観察ポイントとして、まずは、

「その人が、どのような『言葉』を使っているか。」

ということです。

そして、これだけでは、その人の「考え方」は判断できません。その「言葉」をしっかり胸に刻みつつ、

「その人が、どのような『行動』をしているか。」

をチェックしましょう。

自分を戒めつつ厳しめのことを書くと、

「『言葉』と『行動』が一致していない。」

人は、いわゆる「口だけ」ということでしょう。

ここまでは、みなさんも普段から判断している視点だと思います。

そこにもう1点、

「その人がどんなことに『喜び』を感じているか。」

に目を凝らして観察してみてください。

もっと具体的に言うと、

「『言葉』と『行動』の延長線上にその人の『喜び』があるかどうかを観察する。」

ということです。

ちょっと、抽象的なので具体例を出すと、

子どもたちに対して「何事にもチャレンジしよう!」と声をかけ、
子どもたちの「新しいチャレンジ」を積極的に肯定するだけでなく、
自らの「新しいチャレンジ」を「楽しそうに話す」先生。

きっと、この先生は、

「心の底から、子どもたちに『チャレンジしてほしい!』と思っている。」

はずです!!

単純な話、

「①②で終わるのではなく、③ができるからこそ『説得力』となる。」

のです!!

ぜひとも、「子どもの自己実現を応援する大人」として、口先だけにならないよう心がけたいものです。

▶まとめ。

本記事では、「子どもへのアドバイスは、慎重に!」という内容をまとめました。

教師だからと言って、「全ての正解を教える」ことはできません。むしろ、

「正解は、人それぞれ多様だけど、不正解には答えがある。」

ということは教えてあげたいものです。

きっと、子どもたちも「先生から全部教わる。」という他責思考ではなく、「先生と共に成長していく!」という「自分主役」の学校生活の方が楽しいと思うのです!

子どもと比べれば、大人の方が絶対的に経験値は多いはずです。その経験値に溺れることなく、経験値があるからこそ謙虚な姿勢で共に学んでいこうではありませんか!


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