【関係づくり】子どもとの「かかわり」を深めるために大切なこととは。

新しいスキルとして「図太さ」を獲得したJUNです!

散々、「人見知り」だの「気にしい」だのと書いてきましたが、誰からも「そうだよね!」と言ってもらえることはありません。もちろん、「本当は思っているんだけど、気をつかって言えない。」というパターンもあるでしょう。しかし、最近は自分でも「若い頃よりは、人間の中に紛れていても大丈夫になってきたな。」と思えるようになった今日この頃。

本日は、そんな話題。

「人間関係づくり」に役立つとっておきの方法を伝授いたします!

「子どもとの関係性をより良くしたい!」という学ぶ意欲MAXの方は、ぜひとも受け取っていただけたらと思います!

▶教師も「人間」であるという事実。

前提として確認しておきたいのは、「教師も人間」であるということです。

「急にどうした?」と言われそうですが、子どもたちと接していると、「先生は、何でもできる。」とか、「先生は、間違えない。」とか思われてしまう節があるのです。

しかし、先生側の人間からしてみると、「苦手なものもあるし、好き嫌いもある普通の人。」です。

もちろん、「子どもとの関係性づくり」に関しては常人レベルを超越している教師も稀に存在しています。逆に、残念ながら「うまく関係性がつくれない。」こともなきにしもあらずです。

もちろん、人間だからそんなときもありますよね。

しかし、「関係性を築けない。」からと言って、「築けなかったな。」と思いながら悶々としている訳にはいきません。

では、どのようなきっかけづくりが有効なのか次章に書いていきますね。

▶子どもとの「関係づくり」には、〇〇が一番。

さて、〇〇なんてにごしてしまいましたが、さくっと書きます。それは、

「特別な役割」

です!

どういことか解説しますね。

「関係性が築けない。」ということは、様々な理由があるのですが、一番不利な条件は、

「褒めることができない。」

ということにあります。

教師がもっている最大の武器は、「褒めること!」ですからね。この武器を振るえないのであれば、もはや「冒険者」ではなく「農民」です。

しかし、考え方を変えてみればよくて、

「褒めることがみつからないのであれば、褒めることを作り出す。」

ことで解決することができます。

自分の例で恐縮なのですが、僕の守備範囲は大分広めだと思うのですが、それでも拾えないボールもあります。

ジャンルで言えば、「世の中を斜めに見ている高学年女子。」とでもしておきましょう。

このようなジャンルのお子様に対して投げるボールのない僕は、彼女を思い切ってクラスの目立つ役職に据えました。

もちろん、断られる可能性も加味しながら慎重に。しかし、一旦引き受けてくれたのであれば、あとは、「学級のための打ち合わせ。」という体で「共通の話題」ができます。

そして、必然的に教師との「かかわり」が増えるとともに、学級内で「活躍する場面」が多くなります。

このようなサイクルが出来上がると、周囲の子どもたちから、「最近、頑張っているよね!」と認められ始めます。そして、彼女は、「世の中も捨てたもんじゃない。」と悟ったかどうかは定かではありませんが、明らかに「前向きになっていった。」のでした。

この過程をざっくりまとめると、

①「立場」を与えることで、子どもの「行動」が変わる。
②「行動」が変わることで、「かかわり」が変わる。
③「かかわり」が変わることで、「関係性」が変わる。
④「関係性」が変わることで、「子ども」が変わる。
⑤ ①に戻る。

というループが完成します。

「人間」と一括りにしても、その生態は様々。一人ひとりへのアプローチ方法は違うのが当たり前。そんな個性豊かな子どもたちを率いたときに、「どのように対応して良いのか分からない。」という場合は当然ながら存在します。そんなときは、教師側からその子どもとの「かかわり方」を変えるよう作戦を練ってみてはいかがでしょうか。

▶まとめ。

本記事では、「子どもを変えるには教師が変わること。」という内容をまとめました。

残念ながら上記に書いたのとは真逆の「負のループ」もあり得ます。

子どもは、子どもなりに頑張っているんだけど、教師側の見方が凝り固まって承認スルーしてしまうということも無きにしもあらずです。

だからこそ、子どもに「変われ!」と言うよりも先に、まずは教師側が変化した方が良いでしょう。

その変化は、きっと今後の教師人生を豊かにしてくれるはずです!!



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