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なぜ、恋愛ゲームにハマるのか

少子化が叫ばれて久しくなりますが、AIの進化はますます少子化を加速させるかもしれません。

例えば恋愛ゲーム。

間違いなくAIの進化とゲームは相性抜群な訳で、画面越しに自分の理想の相手が現れて、それなりに受け答えが不自然でなければ、もはやゲームとか関係なく好きになっちゃうでしょう。

ある調査によると、日本人の若者の約4割が「恋人を望んでいない」なんて報告があるのです。

その理由は、単純明快で「人間関係が面倒くさい」から。

まぁ、気持ちは分からなくもない。画面越しの相棒は、絶対にこちらの期待を裏切りませんし、自分が望んだような反応を返してくれる。

相手が何をしでかすか予測不能なリアル恋愛よりも、安心感が半端ないことは納得できます。

とはいえ、気になる点はいくつかあるのですが、その中でも特に気になるのは「恋愛ゲームに引き付けられる主な要因が『孤独』である」ということでしょう。

▼こんな世の中でも「コミュニティ」にこだわるべき理由

人間の価値観は多様ですから、デジタル世界からリアルの世界へ戻って来いよ!と言いたいのですが、そこまでガツンと言えないのが正直なところ。

僕自身、若者ではなくリアル恋愛世代なので、もはや新しい時代の幕開けに語る資格すらないでしょう。もしも、自分が現代に生きる若者だったら、デジタル恋愛のデメリットなんて考えず、それが「普通」と捉えている可能性すらあります。

しかし、リアル恋愛世代がお節介を承知で一噛みするとしたら、

「自分がリアルな世界の住人であれば、リアルの”つながり”は大切にしよう!」と伝えてあげたいのです。

思い切り極端な例で考えてみましょう。自分が最大級のピンチに陥った時、画面越しの恋人は励まし以外の何をしてくれるのでしょう。

病気になって寝込んだ時にご飯をつくってくれるでしょうか?
(画面越しの恋人がデリバリーしてくれるかもしれませんが)

初めて行く場所の感動を共に味わうことができるでしょうか?
(仮想世界を旅することはできるかもしれませんが)

協働作業をして作り上げた達成感を共に味わうことができるでしょうか?
(作らなければいいという答えはなしですよ)

とまぁ、画面越しの恋人ではまだまだできない部分も多い。と信じています。

だからこそ、リアルな恋人、リアルな居場所が必要不可欠だとおじさんは主張したいのです。

当たり真のことを堂々と言いますが、デジタル世界で1分を使うと、リアル世界では1分を失います。ということは、デジタル世界へ入り込むほどリアル世界での生活は希薄化していくのです。ある研究では、

「過去数十年の間に、共感能力が40%減少した」

なんて結果も出ています。

もっと踏み込めば、

「デジタル空間の手軽さをリアル空間に持ち込んだ結果、リアル空間の先の見えない悩み相談に付き合う気持ちが失せたのでは…」

なんて言われているのです。

現にアメリカでは、サークル活動への参加やピクニック離れが深刻化しているみたい。
#残酷すぎる人間法則

そりゃあ、デジタル空間に比べたらリアルは面倒なことぞろい。

ただ、そこが楽しさの1つであり、人間らしいところなのかなぁとも思うのです。

便利さが頭打ちになり、キャンプやBBQといった一手間の価値を味わいながら”つながり”をつくることに価値をおいた時代の到来かと思いきや、待ち構えているのは、完全な「個人的理想世界」。

僕たちは、どのような方向性に向かうのか、一時も目を離せません。

▼まとめ

本記事では、「どれだけデジタル世界が広がってもコミュニティの価値はあると信じたい!」という内容をまとめました。

そして、そんなコミュニティは、各地域にあった方がいい。そんなコミュティづくりの試行錯誤を発信しているこちらのメンバーシップで情報交換しませんか?

もちろん、リアル参加も大歓迎!

こんな時代だからこそ必要不可欠なコミュニティづくりを共に進めようではありませんか!



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