【記事まとめ】子どもの「強み」の見つけて「伸ばす」方法とは。
「我が子の『強み』が分からない。」
という親御さんからの相談は尽きません。さらに、
「自分の『強み』が分からない。」
というお子さんもたくさんいるのが現実です。
そんなお悩みを解決するため、「子どもの『強み』の見つけ方」から親御さんの「偏った見方を修正する方法」まで記事をセットにしました!!
また、おまけとして「子どもの強み発見テスト~小学生バージョン~」をつけておりまます。若干時間がかかりますが、挑戦してみてくださいね!
本記事で話題とする「強み」というのは、「自覚しているかいないか」で大きく差が出ます。しかし、「自分で自分の『強み』を発見できるか?」と問われたら、「難しい」としか言わざるを得ません。
だからこそ、親や教師といった周囲からのサポートが必要不可欠なのです!
自分の「強み」さえ知っていれば、人生におけるありとあらゆる選択をする際の指針となります。そして人生の正しい選択は、自分が「楽しい!」という「環境」に身を置き、余計な心配や必要以上の無理をすることなく能力を伸ばしていくことができるのです。
ぜひとも、子どもさんの成長過程を見守りつつ、「強み」を発見をサポートしてあげてくださいね!!
❶子どもの「強み」を見つけた方が良い理由。
最初に壮大な話をさせてください。「時代が変化したよ!」という話です。
ある調査によると、「10年先の未来を予測することは不可能。」ということが分かっています。
「本当か?」と思われる僕のような疑り深い人は、10年前にタイムスリップして考えてみてください。
10年前に、「YouTuber」という職業があったでしょうか。「プロゲーマー」や「メルカリ」なんてものが存在していたでしょうか。
10年前に「俺はプロゲーマーになりたい!」なんて言い放ったら、即、勘当されたでしょう。もちろん、子どもながらにちらっと頭によぎった「夢」の話であり、現実になるなんてほとんどの人が想像していなかったはずなのです。
このように、「今」から10年先を想像するなんてことは、まず不可能なのです。だからこそ、「未来に迷う」より、「今」という現実を「これでもか!」と味わうことが幸せへの第一歩なのです!
では、「今」に目を向けて考えていきましょう。あなたもうすうすお気づきのように、ここ10年の世の中の変化は、「『強み』の時代」に入ったと言えます。そう、「圧倒的な『個』」の時代になったのです。
「まさか!」という職業が生まれたという事実から考えても、「自分の強み」をとことん磨いていくうちに、いつしかその「強み」に対する「価値」が認められ、お金までもらえるような時代になったと言えるでしょう。
もはや、「全ての科目を平均的に。」という優等生の時代ではなく、「強みの一点突破。」が予想外の「価値」を見いだす時代が到来しているのです!
❷子どもの「強み」を「見つける」ために必要な考え方とは。
さて、子どもさんの「強み」を見つける上で、具体的な話に入っていきましょう。
まずは、投資の神様である、ウォーレン・バフェットさんの「能力の輪」という考え方をぜひとも覚えておきましょう。
「なぜ、投資家?」と思われるかもしれませんが、バフェットさん自身、「自分の強み」を子どもの頃から見つけて活躍した人だからです。
そのような先人が、自分の「強み」を磨いてきた思考法ですから、「能力の輪」という考え方は確実に役立ちます。ざっくり説明すると、
という考え方を言います。
乱暴に言ってしまうと、「これまで、みんなが信じてきたエリート型ではない。」と言わせてください。
「学校で良い成績を残し、偏差値の高い学校へ行って、大企業へ。」といういわゆる昭和的成功ルートではありません。
バフェットさんは、何でもこなせる器用貧乏になるよりも、
ということを主張されています!
逆に言うと、
「自分の『弱点』について気を病むほど真摯に受け止めなくて良い!」
とも言えますよね!!
「自分が周囲の友達に追いついていない。」という「弱点」に目を向けて「苦手の克服」に向かうのではなく、苦手とは早めにおさらばして、「自分の強みを磨く」という戦術をとったほうが良いということなのです!
では、どのように「強み」を見つけたら良いのでしょうか。次章から、具体的に紹介していきます。
❸子どもの「強み」を見つけるための3つの「視点」とは。
早速、「子どもさんの強みを見つけていきましょう!」と言いたいところなのですが、多くの親御さんから聞かれるのは、
「どうやったら、強みを見つけることができるのですか?」
というお悩み。
確かに、子どもが「好き」なことは何となく理解しているんだけど、それが「強みなのか?」と問われたら、「う~ん。」となってしまう気持ちも分かります。
そこで、「これが強みだ!」と判断するために役立つ視点を3つ紹介しますので、ぜひともこの視点に沿って判断してみてくださいね!
▶【視点①】 その活動が「得意」か。
「得意」というのは、「同じ年齢の子どもたちと比べ、その活動を上手くこなせるか。」という視点のことを言います。もう少し具体的に言うと、
というような視点で見ていきましょう。
運動は技術が目に見えるので比較的分かりやすいのですが、
「誰よりも本を読む。」
「語彙が多い。」
「感情を読むのが上手い。」
「年下に優しい。」
という「見えにくい得意」もあるということを忘れずに! まずは、子どもさんをじっくりと「観察」してみてくださいね。
▶【視点②】 その活動に「熱意」があるか。
「熱意」というのは、その活動をしているときに子どもさんが「いきいきとしているか。」という視点で見ていきましょう。
言わずもがなですが、「強み」というのは、「自己強化の側面」があります。つまり、
という特徴があるのです
「特定の活動にずっと取り組んでいる。」という子どもさんの姿が見られるのであれば、それは「強み」の可能性大です。
しかし、注意すべき落とし穴もあります。
あくまでも「子どもの主体性」と「熱意」が結びついた状態が「強み」であり、親御さんの「声かけ」のような外部からの働きかけによって続けていることは、「偽の強み」かもしれません。「偽の強み」については、次章でも取り上げます。
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